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将来の進路に迷う高校生必見!医療関係の仕事の種類となり方を紹介

 

医療関係の仕事に就きたいものの、どのような種類の仕事があるのか、自分でも資格が取れるのかが分からず、悩んでいる高校生も多いのではないでしょうか。そこで今回は、進路検討中の高校生向けに、27種類の医療関連職種について紹介します。自分に合った仕事に就きたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

目次

医療系の仕事は多岐にわたる

 

医療関係の仕事【診療関連】

  医師

 看護師

 助産師

 保健師

 

医療関係の仕事【歯科関連】

 歯科衛生士

 歯科技工士

 歯科助手

 歯科医師

 

医療関係の仕事【薬・治療サポート関連】

 視能訓練士

 登録販売者

 薬剤師

 医薬情報担当者(MR)

 臨床検査技師

 診療放射線技師

 臨床工学技士

 

医療関係の仕事【福祉・リハビリ関連】

 理学療法士

 作業療法士

 言語聴覚士

 介護福祉士

 柔道整復師

 

医療関係の仕事【施術関連】

  はり・きゅう師

 あん摩マッサージ指圧師

 

医療関係の仕事【医療事務・情報関連】

 医療事務

 診療情報管理士

 

医療関係の仕事【救急・現場対応関連】

 救急救命士

 

医療関係の仕事【研究・教育関連】

 医学研究者

 薬学研究者

 

医療関係の仕事を目指すには

 興味がある分野を絞る

 必要な資格・学歴を確認する

 就きたい分野に特化した学校で学ぶ

 

医療関係の仕事の将来性

 

まとめ

 

医療系の仕事は多岐にわたる

医療系の仕事というと、医師や看護師を思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし医療系の仕事には、他にも「歯科関連」「薬・治療サポート関連」「福祉・リハビリ関連」など、非常にさまざまな種類があります。医療系の仕事は、必ずしも理系分野の勉強が得意な人だけに向いているものではありません。

人と話すのが好きな人や、コツコツと作業するのが得意な人が向いている職種も少なくありません。ここからは、各分野の職種を細かく紹介するので、ぜひ自分の得意や興味を活かした職種を見つけてみてください。

 

医療関係の仕事【診療関連】

 

まずは診察・治療・ケアなど、患者と直接関わる機会が多い職種について紹介します。ここで紹介する職種に就くためには、難易度の高い資格を取得しなければなりませんが、やりがいは大きいでしょう。

 

●医師

患者の症状を診て治療方針を決め、処方・手術・検査指示など医療行為全般を担うのが医師の仕事です。内科・外科など専門分野は多岐にわたり、医療現場の中心的存在として活躍します。

【向いている人】

プレッシャーの中でも冷静に判断・対応できる人
【必要なスキル】

論理的思考力、最新医学を追い続ける学習力など
【資格や学びのルート】

大学の医学部(6年制)を修め、国家試験に合格した後、初期臨床研修(2年)を経て、専門領域を選択する
【将来性】

高齢化が進む中、医師の需要は安定して続くと考えられています。近年は働き方改革も進み、労働環境も改善されています
【平均年収】

勤務医の場合は1,300万円を超えるケースが多い

 

●看護師

医師の指示のもと、診察・治療のサポートや、看護業務に従事するのが看護師です。点滴・注射など一定の医療行為にも対応でき、病院だけではなく、訪問看護施設や介護施設など、幅広い医療現場で活躍できます。

【向いている人】

周りの人とコミュニケーションを取るのが得意で、夜勤などの不規則勤務にも対応できる体力のある人

【必要なスキル】

観察力やコミュニケーション能力、体力など

【資格や学びのルート】

指定養成施設(専門学校3年または大学4年)で学び、国家試験に合格する

【将来性】

高齢化に伴い医療・看護需要が高まる中、安定的な雇用が見込めます

【平均年収】

520万円

 

●助産師

助産師は、妊産婦の支援や出産介助、新生児ケアに関わる専門の仕事です。医師以外に分娩サポートが認められている唯一の資格であり、正常分娩の場合は医師の指示がなくても助産行為ができます。ただし、日本では法律で女性だけ認められている職業です。

【向いている人】

冷静な判断ができ、子ども・新生児と関わることが好きな人

【必要なスキル】

産科的知識・技術、妊婦・家族との丁寧なコミュニケーション能力

【資格や学びのルート】

看護師国家資格を取得後、助産師養成機関(大学院、大学、専門学校)で1年以上学び、国家試験に合格
(助産師課程がある4年制大学の場合、看護師試験とのダブル受験が可能)

【将来性】

看護師と比べて専門性が高いことに加え、全国的に助産師不足が続いており、需要は大きいです

【平均年収】

580万円

 

●保健師

保健師は、病気の予防や健康づくりを支援する仕事です。健康を維持するサポートに従事するため、病院だけではなく、自治体・企業・学校などで働くこともあります。

【向いている人】

社会全体の健康に関心がある人や、行政の仕事に関わりたい人

【必要なスキル】

多くの機関との連携を円滑に進めるコミュニケーション能力、保健指導・健康教育などを担う力

【資格や学びのルート】

看護師資格を取得後、1年以上の養成課程を経て国家試験に合格
(保健師課程がある4年制大学の場合、看護師試験とのダブル受験が可能)

【将来性】

予防医療の重要性が高まる中、保健師の需要も増加傾向にあります

【平均年収】

521万円

 

医療関係の仕事【歯科関連】

 

医療関係の仕事の中でも、歯科関連の職種は多岐にわたります。どのような種類があるのか、詳しく見ていきましょう。

 

●歯科衛生士

歯科衛生士は、歯科医師の指導のもと、次の3つの業務を担います。

1.歯科予防処置(虫歯・歯周病などの予防)

2.歯科診療の補助

3.歯科保健指導(歯磨き指導など)

勤務先は歯科医院が中心ですが、保健センターや介護施設、訪問診療での需要もあり、とくに予防歯科を担う職種として期待が高まっています。

【向いている人】

細かい作業が得意な人や、コミュニケーションを取ることが得意な人、チームで協力しながら働ける人

【必要なスキル】

口腔ケアの専門知識、口腔状態を観察・判断する力、医師の指示を理解し、連携する力など

【資格や学びのルート】

歯科衛生士養成校(専門学校3年・短大3年・大学4年)へ進学し、国家試験に合格する

【将来性】

全国的に歯科衛生士は慢性的な不足状態にあり、安定的な需要が見込めます

【平均年収】

約405万円

歯科衛生士の仕事内容や働き方についてより詳しく知りたい人は、以下の記事で詳しく解説しているほか、日本医歯薬専門学校の「歯科衛生士学科ページ」でも学べる内容やカリキュラムの特徴が紹介されているので、あわせてチェックしてみてください。

関連記事:歯科衛生士になるには?仕事内容、役割について

 

●歯科技工士

入れ歯・矯正装置・被せものといった、歯科治療に欠かせない器具を制作・修理するのが歯科技工士です。実際に患者と接する機会は少ないものの、歯科医療に欠かせない存在です。

【向いている人】

細かい作業が好きな人

【必要なスキル】

精密な作業を実現する集中力や丁寧さ

【資格や学びのルート】

歯科技工士養成校(専門学校2年もしくは3年制・短大2年・大学4年)へ進学し、国家試験に合格する

【将来性】

デジタル技術の導入が進むものの、最終的には人力での微調整が必要なため、安定的な需要が見込めます

【平均年収】

454万円

 

●歯科助手

歯科医師や歯科衛生士が自分の業務に集中できるよう、さまざまなサポートをするのが歯科助手です。受付業務や会計業務、使用した治療器具の洗浄など、医療行為以外の業務を担います。

【向いている人】

サポート役に徹することが好きな人

【必要なスキル】

丁寧な接遇マナー、歯科医師・歯科衛生士が求めることを先回りして対応する予見力

なお、歯科助手と歯科衛生士はその仕事内容に明確な違いが定義づけられています。(参照:歯科助手の仕事内容と歯科衛生士との違いについて

【資格や学びのルート】

国家資格は不要なものの、歯科業界ならではの専門用語や知識を身につけるために、民間資格を取得するのがおすすめ

【将来性】

全国的に歯科医院は多いため、安定的な需要が見込めます

歯科助手として勤務しながら、歯科衛生士を目指すために歯科衛生士専門学校へ入学する人も多いです

【平均年収】

322万円

 

●歯科医師

虫歯・歯周病などの歯科診療や、インプラント・矯正、さらには口内炎や顎関節症など、口腔に関わるさまざまなトラブルに対処できるのが歯科医師です。勤務医として働くだけではなく、自ら開業する人も少なくありません。

【向いている人】

精密作業が得意な人

【必要なスキル】

口や歯など細かい部位を扱える器用さ、歯科全般の医学的知識と技術

【資格や学びのルート】

大学の歯学部(6年)を修め、国家試験に合格した後、臨床研修(1年以上)を経て現場へ

【将来性】

歯科医院の数は非常に多く、競争が激しい側面もありますが、訪問歯科・予防歯科などの需要増が見込めます

【平均年収】

勤務医の場合は1,100万円を超えるケースが多いです

 

医療関係の仕事【薬・治療サポート関連】

医療関係の仕事には、薬に関わる職種や、治療のサポートを担う職種など、現場を陰から支える職種も数多く存在します。初めて聞く職種もあるかもしれませんが、ぜひ選択肢に含めてみてください。

 

●視能訓練士

視能訓練士は、目の検査や視力矯正のトレーニングを専門とする職種です。視力・視野・色覚・眼球運動の検査に精通しており、3歳児健診や生活習慣病予防健診で視力検査に従事することもあります。

 

 

【向いている人】

集中して物事に取り組める人、幼児から高齢者まで幅広い層に関わりたい人

【必要なスキル】

視覚機能に関する専門知識や、検査機器の操作方法を身につける能力、検査を正確に行う技術、患者の状態を観察し変化に気づく観察力

【資格や学びのルート】

視能訓練士養成課程のある大学(4年制)または専門学校(3年制)に進学し、国家試験に合格する

【将来性】

高齢化に伴い眼科疾患への対応や、スポーツ選手の視覚能力の向上サポートなど、近年活躍の場が広がっており、将来性のある資格の一つです

【平均年収】

約444万円

 

視能訓練士の仕事に興味がある人は、学びの内容やカリキュラム、取得を目指せる資格などを詳しく紹介している日本医歯薬専門学校「視能訓練学科ページ」もぜひご覧ください。進路選びの参考として、具体的な学習イメージをつかめます。

 

●登録販売者

第2類・第3類医薬品(かぜ薬など)の販売ができるのが、登録販売者です。薬剤師を補完する職種として、薬局やドラッグストアなどで重宝されています。ただ販売するだけではなく、薬の効能・注意点などを説明する役割を担うことも特徴です。

 

 

【向いている人】

薬や健康に興味がある人

【必要なスキル】

一般用医薬品の知識、接客・コミュニケーション能力

【資格や学びのルート】

都道府県ごとに実施される試験に合格(受験資格の制限はありませんが、専門学校などで知識を学んでから受験する人も多いです)

【将来性】

登録販売者が常駐していれば、コンビニやスーパーでも医薬品の販売が認められるようになったため、さまざまな企業からの雇用需要があります

【平均年収】

約369万円

 

登録販売者について詳しく知りたい人は、日本医歯薬専門学校の「登録販売者学科ページ」も参考になります。学べる内容やカリキュラムの特徴が紹介されているので、チェックしてみてください。

 

●薬剤師

医師の処方箋をもとに薬を調剤したり、服薬指導・管理業務に従事したりする、薬のスペシャリストが薬剤師です。副作用チェックなども担うため、非常に重要性の高い職種だといえます。

【向いている人】

理系科目が得意で、人の役に立ちたい人

【必要なスキル】

薬学・化学・生物の知識、服薬指導のためのコミュニケーション能力

【資格や学びのルート】

6年制の薬学部(薬剤師養成課程)を修めた後、国家試験に合格する

【将来性】

在宅医療や、高齢者の地域包括ケアの拡大に伴い、「かかりつけ薬剤師」としての需要も増えている

【平均年収】

599万円

 

●医薬情報担当者(MR)

医薬情報担当者(MR|Medical Representative)とは、製薬企業の営業部門に所属し、自社医薬品の使い方や有効性を、医療従事者に伝える役割を担う職種です。単なる営業ではなく、医薬品の安全な利用をサポートすることが求められます。

【向いている人】

コミュニケーション能力が高い人や、医療に興味があるものの現場以外で働きたい人

【必要なスキル】

医薬品・疾患に関する専門知識、プレゼンテーション力

【資格や学びのルート】

大学の理系学部を卒業後、製薬会社に就職するケースが多い

【将来性】

新薬の開発や、医療情報の高度化が続くなか、正確に情報を扱えるMRの需要が高まっています

【平均年収】

618万円

 

●臨床検査技師

医師の指示のもと、血液・尿などの検体検査や、心電図・超音波(エコー)・脳波などの生体検査を担うのが臨床検査技師です。

【向いている人】

細かい作業が得意な人、機械の操作が得意な人

【必要なスキル】

生化学・血液学などの知識、検査機器の操作・管理技術

【資格や学びのルート】

臨床検査技師養成課程のある4年制大学・専門学校(3~4年制)に進学し、国家試験に合格する

【将来性】

高齢化に伴う検査需要の増加や、検査機器の高度化に伴い、安定的な雇用需要が見込めます

【平均年収】

504万円

 

●診療放射線技師

放射線を使った画像診断検査(レントゲン・CT・MRI・マンモグラフィなど)を担当するのが、診療放射線技師です。人体に放射線を照射することは、医師・歯科医師以外には診療放射線技師にのみ許されており、非常に専門性が高い職種だといえます。

【向いている人】

機器操作や技術的な仕事に興味がある人

【必要なスキル】

放射線・物理学の知識、各種画像撮影装置の操作技術

【資格や学びのルート】

診療放射線技師養成課程のある4年制大学または専門学校(3~4年制)に進学し、国家試験に合格する

【将来性】

画像診断の機械化が進む一方、高精度な撮影や、被ばく管理には人間の専門知識が不可欠で、安定的な需要が見込めます

【平均年収】

約549万円

 

●臨床工学技士

人工呼吸器や人工心肺装置といった生命維持管理装置のスペシャリストが、臨床工学技士です。手術室や集中治療室など、高度な医療機器を使う現場で、医師・看護師と連携して活躍します。

【向いている人】

医療機器に興味のある人、緊急性の高い現場でも冷静さを保てる人

【必要なスキル】

医療機器の知識・操作技術、トラブル対応力など

【資格や学びのルート】

臨床工学技士養成課程のある4年制大学または専門学校(3~4年制)に進学し、国家試験に合格する

【将来性】

医療機器の高度化・複雑化が進むなか、雇用需要も堅調です

【平均年収】

430万円

 

医療関係の仕事【福祉・リハビリ関連】

医療関係の仕事としては、福祉・リハビリ関連も挙げられます。どのような分野を専門領域とするのかによって、資格が細分化されているため、詳しく見ていきましょう。

 

●理学療法士

理学療法士(PT)は、病気や怪我で低下した基本的な身体機能(歩く・立つ・座るなど)のリハビリテーションを専門とする資格です。運動療法や物理療法(温熱・電気など)によって、身体機能の改善をサポートします。

【向いている人】

身体の仕組み・運動に興味がある人

【必要なスキル】

患者・医療チームとのコミュニケーション能力、リハビリテーションの計画立案力

【資格や学びのルート】

理学療法士養成校(大学・短大・専門学校など)で3年以上学び、国家試験に合格する

【将来性】

高齢化に伴うリハビリテーション需要や、スポーツ分野での需要が伸びています

【平均年収】

444万円

 

●作業療法士

作業療法士(OT)は、病気や怪我、障害などによって難しくなった日常的な作業(食事・着替え・仕事など)のリハビリテーションを専門とする資格です。身体的なリハビリはもちろん、日常生活への復帰を目的とした精神・認知機能のリハビリも担当します。

【向いている人】

身体・精神の両面から誰かを支えたい人

【必要なスキル】

作業療法の専門知識、患者の生活背景を把握するコミュニケーション能力

【資格や学びのルート】

作業療法士養成校(大学・短大・専門学校など)で3年以上学び、国家試験に合格する

【将来性】

医療施設だけではなく、就労支援関係の施設などにも活躍の場が広がっています

【平均年収】

444万円

 

●言語聴覚士

言語聴覚士(ST)は、言葉やコミュニケーション、嚥下(えんげ|飲み込みのこと)に関連するリハビリテーションを専門とする資格です。脳卒中後の失語症や、子どもの言語発達の遅れ、病気による嚥下障害など、さまざまな領域で活躍します。

【向いている人】

言語やコミュニケーションに興味がある人

【必要なスキル】

患者・家族へ寄り添う力、多職種との連携力

【資格や学びのルート】

言語聴覚士養成校(大学・短大・専門学校など)で3年以上学び、国家試験に合格する

【将来性】

理学療法士・作業療法士と比べて言語聴覚士は絶対数が少なく、さまざまな施設が求めているケースが多いです

【平均年収】

444万円

 

●介護福祉士

介護福祉士は、高齢者や障害のある人の日常生活をサポートする専門家です。また、介護が必要な人の家族への指導も担います。

【向いている人】

誰かの生活を支えたい人

【必要なスキル】

介護技術、認知症への知識、利用者・家族とのコミュニケーション能力

【資格や学びのルート】

専門学校・大学の介護福祉士養成課程(2~4年制)を修了後に国家試験を受験する養成施設ルート
3年以上の実務経験と実務者研修修了後に国家試験を受験する実務経験ルート

【将来性】

高齢化が進む中、介護分野唯一の国家資格として、高齢者施設からの需要が伸びていくと考えられます

【平均年収】

381万円

 

●柔道整復師

柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・筋挫傷(肉離れ)などのけがに対して、手術を行わずに回復をサポートする国家資格の医療職です。整骨院や接骨院を中心に、スポーツ現場や介護分野などでも活躍しています。患者の状態を見極め、手技や固定、リハビリを通して自然治癒力を引き出すことが特徴です。

【向いている人】

スポーツや身体のケアに興味がある人

【必要なスキル】

整復・固定などの柔道整復術、解剖学・生理学の知識

【資格や学びのルート】

柔道整復師養成課程のある専門学校または大学に進学し、国家試験に合格する

【将来性】

整骨院・接骨院の数は多く競争は激しいですが、高齢者の機能訓練や、スポーツ障害の予防など、活躍の場は広がっています

【平均年収】

430万円

 

医療関係の仕事【施術関連】

医療関係の仕事には、日本ならではの職種も存在します。代表的な2職種を見ていきましょう。

 

●はり・きゅう師

鍼(はり)でツボ(経穴)に刺激を与えて身体の調子を整えるのが「はり師」、灸(きゅう)の温熱刺激で血流を改善したり痛みを緩和したりするのが「きゅう師」です。どちらも、東洋医学に基づく施術の専門家といえます。

【向いている人】

東洋医学に興味のある人

【必要なスキル】

東洋医学と基礎医学知識の両立

【資格や学びのルート】

専門学校や大学などの養成施設で3年以上学び、国家試験に合格する

【将来性】

高齢化社会の中、慢性的な痛みの緩和ニーズが高まっています

【平均年収】

430万円

 

●あん摩マッサージ指圧師

あん摩(なでる・揉むなど)・マッサージ・指圧といった手技により、身体の調子を整えるのがあん摩マッサージ指圧師です。医師の指示のもと、患者のリハビリ治療をサポートすることもあります。

【向いている人】

身体の不調を解決することに興味のある人

【必要なスキル】

適切な手技、解剖学・生理学の基礎知識

【資格や学びのルート】

専門学校や大学などの養成施設で3年以上学び、国家試験に合格

【将来性】

高齢化社会の中、身体の不調を解決するニーズが高まっています

【平均年収】

430万円

 

医療関係の仕事【医療事務・情報関連】

病院や診療所の事務作業を担う職種も、医療関係の仕事の一つです。いくつか例を見ていきましょう。

 

●医療事務

医療機関の窓口対応や、医療費請求、入退院の手続きなどを担うのが医療事務です。保険者に請求するための「レセプト」の作成も担当します。

【向いている人】

人と接することが好きな人、事務作業が好きな人

【必要なスキル】

患者・医療スタッフとのコミュニケーション能力、医療保険制度・診療報酬点数への知識

【資格や学びのルート】

特定の国家資格は必要ありませんが、民間資格を取得すると、スキル証明に役立ちます

【将来性】

医療DXの推進により、今後は雇用需要が絞られる可能性もありますが、高齢化が進む中で医療機関の利用は増えるため、一定ニーズは続くと考えられます

【平均年収】

481万円

 

●診療情報管理士

診療録(カルテ)や看護記録、各種検査記録など、法令の義務に従って保管する必要がある情報を、適切に整理・保管するのが診療情報管理士です。整理した情報を、必要に応じて医師や看護師に提供する役目も担います。

【向いている人】

データ管理が好きな人、整理整頓が得意な人

【必要なスキル】

国際疾病分類に基づくコーディング技術、基礎医学知識

【資格や学びのルート】

日本病院会が指定する大学・専門学校を卒業するか、同法人の通信教育を受け、認定試験に合格してから就職する人が多い

【将来性】

電子カルテなど医療DXが進む中で、正しい情報管理体制を築く中心的存在として注目されています

【平均年収】

481万円

医療関係の仕事【救急・現場対応関連】

ここまでは医療機関で働く人を中心に紹介してきましたが、命の危機にさらされた人を救うために、緊急の現場へ直接駆けつける職種も存在します。

 

●救急救命士

救急救命士は、医師の指示のもと、救急現場・救急車内で生命の危険がある傷病者に対して、医療機関に到着するまでに必要な処置を提供します。重症者への対応にあたるケースが多いことが特徴です。

【向いている人】

チームワークを大切にできる人、人の命を救いたいという強い意志がある人

【必要なスキル】

救急医療に関連する知識、強い精神力、体力、使命感

【資格や学びのルート】

専門学校・大学の養成課程(2~4年制)を修了後に国家試験を受験するルート
各自治体の消防官として5年以上の救急業務経験を積み、養成所での講習を経て国家試験を受験するルート

【将来性】

消防官として活躍する以外に、救命救急センター・救急病院での採用も進んでいます

【平均年収】

329万円

 

医療関係の仕事【研究・教育関連】

医療を進化させるために、病気の原因解明や、新薬の開発などに従事する研究者も、医療関係の仕事に就いているといえるでしょう。ここからは、研究者の仕事内容について紹介します。

 

● 医学研究者

発症のメカニズムを解明したり、新たな治療方法を探ったりするのが、医学研究者の仕事です。細胞や動物を使った実験基礎研究と、人間への治療法を現場で検証する臨床研究の2方向から、医学の進歩に貢献しています。

【向いている人】

病気の原因そのものを解明したい人

【必要なスキル】

化学・生物学・医学の知識、研究を続けられる忍耐力

【資格や学びのルート】

基礎医学研究者は、大学の理系学部を経て、大学や研究機関へ進むルートが一般的です
臨床医学研究者は、医師国家試験の合格が前提とされます

【将来性】

原因・治療法が未解明の病気はまだ多く、今後も医学研究者の活躍が期待されます

【平均年収】

750万円

 

● 薬学研究者

製薬会社などで、新しい医薬品の開発を担うのが薬学研究者です。新薬候補の化合物を探す基礎研究(探索研究)や、動物や培養細胞を使った有効性・安全性試験などが、主な仕事内容です。

【向いている人】

探究心・好奇心が強い人、論理的に考えられる人

【必要なスキル】

化学・生物学・薬学の知識、研究を続けられる忍耐力

【資格や学びのルート】

大学の理系学部を経て、製薬会社へ就職するルートが一般的です

【将来性】

製薬業界はグローバル市場への展開を進めており、薬学研究者の雇用需要も伸びています

【平均年収】

750万円

 

医療関係の仕事を目指すには

ここまで紹介したとおり、医療関係の仕事にはさまざまな種類があり、それぞれ資格や学びのルートが異なります。そのような事情をふまえ、医療関係の仕事を目指したい高校生はどうすればいいのか、詳しく見ていきましょう。

 

●興味がある分野を絞る

まずは自分が興味のあることや、向いていること・苦手なことを整理してみてください。たとえば人と関わるのが得意な場合、患者と直接向き合う職種がいいでしょう。

また、「なんとなく医療系に興味がある」という状態なら、医療系の専門学校のオープンキャンパスに参加して、職種ごとの学習環境を肌で感じてみるのもおすすめです。専門学校の先輩・卒業生の声なども、進路選びの参考になります。

 

●必要な資格・学歴を確認する

医療系の仕事の多くは、就労に国家資格の取得が義務付けられています。そして国家資格ごとに、受験資格が定められていることがポイントです。たとえば医師・歯科医師は、大学の医学部・歯学部(6年制)へ進学しなければなりません。
一方、看護師や歯科衛生士など、大学・専門学校などいくつかのルートが認められている資格もあります。就きたい職種を絞ったら、どの資格が必要なのか、どの学校に通えば受験資格が得られるかを、早めに確認しておきましょう。

 

●就きたい分野に特化した学校で学ぶ

現場に出てから活躍するためには、就きたい分野に特化した学校で学ぶことが大切です。たとえば歯科衛生士を目指す場合、座学だけではなく、実習制度が充実した学校を選ぶと即戦力の人材として重宝されるでしょう。
また、視能訓練士のように、仕事内容がスポーツ分野・幼児分野など多岐にわたる職種に就きたい場合、それぞれの分野を幅広く学べるカリキュラムが整った学校を選ぶことが大切です。

 

医療関係の仕事の将来性

医療系の仕事に興味があるものの、将来も安定して働けるのか、AIに仕事が奪われないかといった不安を感じる高校生もいるかもしれません。しかし結論としては、医療関連の仕事は、今後も安定した需要が見込めます。

 

日本では少子高齢化が進み、医療や介護の需要が高まる一方で、働き手となる現役世代の人口は減少しています。そのため、今後ますます医療現場で活躍する若手人材が必要とされる可能性が高いのです。また、AIや医療DXの普及によって業務の効率化が進んだとしても、実際に患者と向き合い、ケアをする場面では、人の判断や温かみが欠かせません。

 


さらに、出産や育児で一度退職しても、資格さえあれば復職しやすいのが医療職種の特徴です。長く安定して働ける職種に就きたい場合は、ぜひ医療系の仕事を選んでみてください。

 

まとめ

医療系の仕事は、勉強が得意な人に向いていると思っていた人もいるかもしれません。しかし、医療系の仕事は多岐にわたり、手先の器用さや、人とのコミュニケーション能力など、さまざまな個性や強みを活かせることが特徴です。
気になる職種の仕事内容を詳しく調べ、就きたい職種が定まったら、資格取得を目指せる学校のオープンキャンパスに参加してみるといいでしょう。当校で目指せる「歯科衛生士」「視能訓練士」「登録販売者」については、医療系のお仕事の中で、「未経験からでも最短で目指せて、資格取得後も長く働きやすい」特にオススメの仕事です。

当校では歯科衛生士・視能訓練士・登録販売者を目指す人向けにオープンキャンパスを開催しておりますので、こちらのページからお申し込みください。

 

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