働きながら取得できる医療資格14種類を紹介!費用、メリット、注意点も

「将来は医療の仕事に関わりたいけど、資格ってどうやって取るの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。医療系の資格には、学校に通いながらだけでなく、働きながら目指せるものもあります。この記事では、働きながらでも目指せる医療系資格を14種類紹介します。あわせて、学びながら資格取得を目指すメリットや注意点もわかりやすく解説するので、進路選びの参考にしてみてください。
目次
登録販売者
歯科衛生士
視能訓練士
医療事務
調剤薬局事務
医師事務作業補助者
准看護師
介護福祉士
あん摩マッサージ指圧師
はり師・きゅう師
柔道整復師
理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
将来の安定性・専門性を高められる
転職やキャリアチェンジで有利になる
収入を維持しながら学べる
体力的・精神的負担が大きい
収入は維持できても時間が制約される
資格取得まで時間がかかる
夜間・週末コースのある専門学校に通う
通信講座やeラーニングを活用する
そもそも、働きながら医療系資格は取れる?
そもそも、働きながら医療系の資格を目指すことはできるのでしょうか。医療系の資格の中には、働きながらでも目指せるものがあります。ただし、仕事と両立する場合、日中は忙しく勉強時間を確保しにくいこともあるでしょう。そのような場合は、夜間コースのある専門学校という選択肢もあります。夜に授業を受けられるため、日中は仕事やアルバイトをしながら、無理のないペースで学びやすいのが特徴です。また、先生や学校のサポートを受けながら学べるため、一人で勉強するのが不安な人にも向いています。夜間コースの専門学校は、次のような人に向いています。
【夜間コースが向いている人】
*日中は仕事やアルバイトをしている人
*できるだけ効率よく資格取得を目指したい人
*一人での勉強に不安がある人
働きながら取得できる医療系資格14種類
働きながら取得できる医療系資格14種類は、以下のとおりです。
| 資格名 | 資格区分 | 職務内容 | 主な就職先 | 修業年数 | 実習の有無 | 学費目安 | 難易度 |
| 登録販売者 | 国家資格 | 医薬品の販売 | 薬局/ドラッグストア | 0~2年 | 無 | 70万円~ | 中 |
| 歯科衛生士 | 国家資格 | 口・口腔の健康をサポート | 歯科医院 | 3年~ | 有 | 300~400万円 | 高 |
| 視能訓練士 | 国家資格 | 視機能の検査・訓練 | 眼科 | 1~3年 | 有 | 150~400万円 | 高 |
| 医療事務 | 民間資格 | 受付・会計 | 病院/クリニック | 3~6ヵ月 | 無 | 4~5万円 | 低 |
| 調剤薬局事務 | 民間資格 | 調剤薬局での受付・会計 | 調剤薬局 | 2ヵ月~10ヵ月 | 無 | 3~6万円 | 低 |
| 医師事務作業補助者 | 民間資格 | 医師のサポート業務 | 総合病院 | 2~4ヵ月 | 有(研修) | 2~4万円 | 低 |
| 准看護師 | 公的資格 | 診療の補助 | 病院/クリニック | 2年~ | 有 | 100~150万円 | 中 |
| 介護福祉士 | 国家資格 | 日常生活の介助 | 介護施設/老人ホーム | 9ヵ月~3年 | 有 | 10~400万円 | 中 |
| あん摩マッサージ指圧師 | 国家資格 | マッサージ | 治療院/医療施設 | 3年~ | 有 | 400~600万円 | 高 |
| はり師・きゅう師 | 国家資格 | 鍼や灸を用いた施術 | はりきゅう院 | 3年~ | 有 | 400~600万円 | 高 |
| 柔道整復師 | 国家資格 | 骨折や脱臼の治療 | 整骨院/接骨院 | 3年~ | 有 | 400~600万円 | 高 |
| 理学療法士 | 国家資格 | 身体機能の回復をサポート | 病院/クリニック | 3年~ | 有 | 400~600万円 | 高 |
| 作業療法士 | 国家資格 | 日常動作や精神面のサポート | 病院/介護施設 | 3年~ | 有 | 400~600万円 | 高 |
| 言語聴覚士 | 国家資格 | 話す・聞く・食べる機能の支援 | 病院/リハビリセンター | 2~4年 | 有 | 250~600万円 | 高 |
それぞれの職業について紹介します。
●登録販売者
登録販売者とは、医薬品を販売するための資格です。一般医薬品の約9割を占める、第二類医薬品と第三類医薬品の販売ができます。登録販売者には受験資格に制限がなく、筆記試験に合格すればだれでも取得できるため、働きながらでも取得可能です。ただし、医薬品を一人で販売できるようになるためには、通算2年以上の業務経験が求められます。登録販売者の合格率は40~50%です。登録販売者は、以下のような人に向いています。
【登録販売者に向いている人】
*医薬品に興味がある人
*コミュニケーションが好きな人
*学校に通わず国家資格を取得したい人
●歯科衛生士
歯科衛生士とは、歯や口腔の健康を維持するための国家資格です。国家資格として、以下の業務を行えます。
【歯科衛生士の主な仕事】
*歯科予防処置
*歯科診療の補助
*歯科保健指導
歯科衛生士の合格率は90〜95%です。働きながら歯科衛生士を目指す場合は、専門学校の夜間部がおすすめです。日本医歯薬専門学校の歯科衛生士学科では、夜間部の生徒を募集しています。仕事やプライベートなど昼間の活動と両立しながら資格取得できるよう、授業は18時からの2コマだけで構成されおり、さらに週2日はライフスタイルに合わせてオンライン授業か対面授業かをその日に選ぶことができるなど、「働きながら歯科衛生士の国家資格の取得をめざす」ための環境が整っています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
●視能訓練士
視能訓練士とは、目の機能(視機能)の検査や訓練を行う国家資格で、主に眼科で活躍する医療職です。子どもから高齢者まで、見え方に課題を抱える方を支える役割を担っています。主な仕事には、次のようなものがあります。
【視能訓練士の主な仕事】
*視能矯正(斜視や弱視の訓練)
*視能検査(視力や視野などの検査)
*健診/検診(学校や企業での視力チェック)
*ロビージョンケア(見えにくさを抱える方の支援)
なお、視能訓練士の国家試験の合格率はおおむね90〜97%と比較的高く、しっかりと学べば目指しやすい資格の一つといえます。資格取得を目指す方法としては、専門学校などで学ぶのが一般的です。たとえば、夜間や午前中のみ通えるコースを設けている学校もあり、働きながらなどライフスタイルに合わせて学べる環境も整っています。資格取得の方法としては、専門学校などに通うのが一般的で、特に働きながら学びたい方には夜間部が選ばれることが多いです。日中に仕事をしながら、夜に授業を受けることで、無理のないペースで学習を進められるのが特徴です。
近年では、子育てをしながら学びたい方や、すでに医療機関で働いている方を中心に、午前中のみ授業を受ける「午前部」という選択肢も注目されています。午前中に学び、午後から働くというスタイルを選ぶ人も徐々に増えており、自分のライフスタイルに合わせた学び方が広がっています。
日本医歯薬専門学校でも、午前・夜間部の2コースを開校しているのですが、特に夜間部は大学での単位を活かせば1年で医療系国家資格が取れる短期養成カリキュラムを導入している東日本で唯一の学校となっております。気になる方は以下ホームページをチェックしてみてください。
●医療事務
医療事務とは、医療機関で受付や会計を行うための資格で、主に以下のような資格があります。
【医療事務の代表例】
*医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)
*診療報酬請求事務能力認定試験
*医療事務認定実務者®
医療事務の資格は民間資格であり、受験資格も必要ありません。試験に合格すれば資格を取得できるため、働きながらでも取得しやすいでしょう。医療事務の合格率は、資格によって変動しますが、50〜80%です。医療事務は、以下のような人に向いています。
【医療事務に向いている人】
*手軽に資格取得に挑戦したい人
*安定した業界で働きたい人
*事務がしたい人
●調剤薬局事務
調剤薬局事務とは、調剤薬局での受付や会計を行うための資格です。医療事務に比べて、より専門性が求められます。調剤薬局事務資格の代表例は、以下のとおりです。
【調剤薬局事務資格の代表例】
*調剤事務管理士
*調剤薬局事務検定
*調剤報酬請求事務専門士
調剤薬局事務の資格は、民間資格であり受験資格も必要ありません。試験に合格すれば資格を取得できるため、働きながらでも取得しやすいでしょう。調剤薬局事務資格の合格率は、資格によって異なりますが、20〜90%です。調剤薬局事務資格は、以下のような人に向いています。
【調剤薬局事務に向いている人】
*手軽に資格取得に挑戦したい人
*細かい作業が好きな人
*チームプレーが得意な人
●医師事務作業補助者
医師事務作業補助者とは、医師の業務をサポートするための資格です。主にカルテ記載の補助や診断書などの作成代行を行います。医師事務作業補助者は民間資格であり、受験資格も必要ないため、働きながらでも取得しやすいでしょう。医師事務作業補助者の合格率は、50~70%です。医師事務作業補助者は、以下のような人に向いています。
【医師事務作業補助者に向いている人】
*医療機関で働きたい人
*事務作業やパソコン作業が得意な人
*誰かを支える仕事がしたい人
●准看護師
准看護師とは、医師や看護師の指示の下、診療の補助を行うための資格です。主に患者の生活サポートや医療処置や診療の補助業務を行います。看護師のような国家資格ではなく、公的資格です。基本的な仕事内容は看護師と同じですが、看護師のように自分の判断で看護業務を行うことができません。准看護師になるためには、指定の学校で2年以上学び、准看護師試験に合格する必要があります。准看護師の合格率は、98%前後です。准看護師は、以下のような人に向いています。
【准看護師向いている人】
*できるだけ早く看護師の仕事をしたい人
*人の役に立ちたい人
*体力と責任感がある人
●介護福祉士
介護福祉士は、日常生活に支障がある人の介護を行うための資格で、主に生活支援や社会活動の支援を行います。介護福祉士になるためには、介護士福祉士試験への合格が必要です。介護士試験の受験資格を得る主な方法は、以下の3つです。
・養成施設ルート
・実務経験ルート
・福祉系高等学校ルート
国家資格の中でも、介護福祉の仕事を行いながら資格を取得できるのが特徴です。介護福祉士の合格率は、70〜85%と言われています。介護福祉士は、以下のような人におすすめです。
【介護福祉士向いている人】
*人の役に立ちたい人
*体力に自信がある人
*比較的難易度の低い国家資格を取得したい人
●あん摩マッサージ指圧師
あん摩マッサージ指圧師とは、手や指を用いた施術を行うための国家資格です。「押す・揉む・叩く」などで身体に刺激を与え、症状の緩和や改善を図ります。あん摩マッサージ指圧師になるためには、指定の学校や養成施設で3年以上学び、国家資格に合格する必要があります。あん摩マッサージ指圧師の合格率は、80〜88%と高い水準です。夜間学校に通いながらであれば、働きながらでも取得は可能でしょう。あん摩マッサージ指圧師は、以下のような人におすすめです。
【あん摩マッサージ指圧師向いている人】
*人と接するのが好きな人
*人の役に立ちたい人
*体力がある人
●はり師・きゅう師
はり師やきゅう師は、鍼や灸を用いて全身のツボに刺激を与える治療を行うための資格です。はり師ときゅう師はそれぞれ独立した国家資格ですが、学習する内容が似ているため、同時に取得するケースが多いようです。両方の資格を持っている人のことを、はりきゅう師と呼びます。はりきゅう師になるためには、指定の専門学校や大学などで3年以上学び、それぞれの国家試験に合格する必要があります。専門学校の夜間部などを活用すれば、働きながらでも取得が可能でしょう。はり師・きゅう師の合格率は、70〜78%で、おおよそ同程度です。はりきゅう師は、以下のような人に向いています。
【はりきゅう師に向いている人】
*人体や健康に興味がある人
*手先が器用な人
*人と会話するのが好きな人
●柔道整復師
柔道整復師とは、骨折や脱臼などを治療するための資格です。薬品の投与ではなく、手技やテーピングを用いて、回復にアプローチします。柔道整復師になるためには、柔道整復学科のある大学や専門学校で3年以上学び、国家資格に合格する必要があります。柔道整復師の合格率は、50〜67%です。夜間部のある専門学校などを活用すれば、働きながらでも取得できるでしょう。柔道整復師は、以下のような人におすすめです。
【柔道整復師に向いている人】
*人と接することが好きな人
*健康やスポーツに興味がある人
*手先が器用な人
●理学療法士
理学療法士は、身体に障がいがある人の回復や維持をサポートするための資格です。座る・立つ・歩くなどの、基本的な動作ができるように、サポートします。理学療法士になるためには、指定の大学や専門学校で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。理学療法士の合格率は、80〜90%です。夜間部のある専門学校などを活用すれば、働きながらでも合格が可能でしょう。理学療法士は、以下のような人におすすめです。
【理学療法士に向いている人】
*コミュニケーション能力がある人
*人の役に立ちたい人
*体力のある人
●作業療法士
作業療法士とは、身体や精神に障がいを抱える人の、日常生活をサポートするための資格です。理学療法士は歩く・立つなどの基本動作、作業療法士は食事や趣味などの動作や、精神面のサポートを行うという違いがあります。作業療法士になるためには、指定の大学や専門学校で3年以上学び、国家資格に合格する必要があります。作業療法士の合格率は、80〜87%です。夜間部のある専門学校などを活用すれば、働きながらでも合格を目指せるでしょう。作業療法士は、以下のような人におすすめです。
【作業療法士に向いている人】
*観察力がある人
*人の役に立ちたい人
*忍耐力がある人
●言語聴覚士
言語聴覚士とは、話す・聞く・食べるなどの機能に問題がある人を支援するための資格です。言語聴覚士になるためには、高校卒業者の場合は最低3年、大学卒業者の場合は最低2年以上学び、国家試験に合格する必要があります。言語聴覚士の合格率は、67〜75%です。夜間部のある専門学校などに通えば、働きながらでも合格を目指せるでしょう。言語聴覚士は、以下のような人におすすめです。
【言語聴覚士に向いている人】
*観察力がある人
*忍耐力がある人
*コミュニケーション能力がある人
働きながら医療系資格を取得するメリット

働きながら医療資格を取得することで、収入を維持しながら、安定性や専門性のある仕事を目指せます。また、転職やキャリアチェンジの際も有利です。それぞれ詳しく解説します。
●将来の安定性・専門性を高められる
医療系の資格が必要な仕事に就くと、将来の安心感や専門性の高さにつながります。日本では高齢化が進んでおり、これからも医療に関わる仕事のニーズは高まっていくと考えられています。そのため、医療系の資格を取得しておくことで、将来も安定して働きやすくなるでしょう。また、医療は人の生活に欠かせない分野であり、専門的な知識や技術が求められます。資格を持っていることで、自分のスキルを証明できるため、さまざまな地域や職場で活躍しやすいのも特徴です。進路選びの段階で医療系資格を目指すことは、将来の選択肢を広げることにもつながります。
●転職やキャリアチェンジで有利になる
医療系の資格は、専門的な知識や技術を証明できるため、進路選びや将来のキャリアの幅を広げることにつながります。中でも、登録販売者・歯科衛生士・視能訓練士といった資格は、それぞれの分野で専門性が求められ、安定したニーズがあるのが特徴です。こうした資格を持っていることで、専門職として働けるチャンスが広がり、将来の選択肢も増えていきます。医療分野の経験がなくても資格をきっかけにチャレンジできるケースもあるため、早い段階から視野に入れておくことで、自分に合った進路を考えやすくなるでしょう。
●収入を維持しながら学べる
働きながら医療系の資格を取得する一番のメリットは、収入を維持しながら学べる点です。医療系の資格を取るために、仕事を辞める方法もあります。しかし、一時的に収入がなくなってしまうため、生活費や学費などを貯金で賄う必要があります。また、医療系の資格を取得したからと言って就職が決まる訳では無いため、収入や将来の不安を抱えなくてはいけません。一方、働きながらであれば、安定したメンタルで資格取得を目指せるので、おすすめです。
働きながら医療系資格を取得する注意点
働きながら医療系資格を取得する方法は、メリットだけでなく、注意点もあります。体力的・精神的な負担が大きく、時間的な問題も発生します。それぞれ対策方法も解説するので、参考にしてください。
●体力的・精神的負担が大きい
働きながら医療系資格の取得を目指す場合、日中に働き、夜や休日に学習を行うスタイルが一般的です。一日中働いた後、そこから資格の勉強を行うのは、相当な体力を消耗します。また、平日の夜や休日も学習を行うため、休息の時間が減り、疲労やストレスが溜まってしまう可能性もあるでしょう。もちろん、資格取得のために一生懸命学習することは大切ですが、無理のないスケジューリングを心がけることが大切です。
●収入は維持できても時間が制約される
働きながら医療系資格の取得を目指す場合、収入を確保しながら学べるため、生活費や学費の負担を抑えられるのが大きなメリットです。一方で、専門学校などに通う場合はスケジュールが決まっているため、仕事に加えて勉強時間を確保する必要があり、プライベートや家族との時間が限られることもあります。無理なく両立するためには、日々の時間の使い方を工夫することが重要です。たとえば、通勤時間やちょっとした空き時間を学習に充てたり、あらかじめ学習スケジュールを立てて習慣化したりする方法があります。また、状況に応じてパートタイム勤務に切り替えることで、学習時間を確保しやすくなるケースもあります。働きながら資格取得を目指すには計画性が求められますが、工夫次第で現実的に両立することが可能です。無理のないペースで継続できる環境を整えることが、成功へのポイントといえるでしょう。
●資格取得まで時間がかかる
働きながら医療資格取得を目指す場合、フルタイムでの通学に比べて、時間がかかる傾向にあります。特に国家資格の場合、数年単位の学習が必要です。夜間コースもありますが、1日あたりの授業数が少ないため、就業年数が長くなる傾向があります。まずは、働きながら資格取得を目指すのは時間がかかると認識することが大切です。そして、難易度や通学の有無を考慮した上で、現実的に合格できる資格取得を目指すのが良いでしょう。
働きながら医療系資格を取得する方法
働きながら医療系資格を取得する方法は、主に通学とオンラインの2つです。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
●夜間、週末コースのある専門学校に通う
働きながら医療系資格を取得するには、専門学校がおすすめです。夜間コースや週末コースのある専門学校であれば、社会人でも十分に資格取得を目指せます。また、専門学校であれば、対面で実習や実技を学べるため、実践的なスキルが身につきます。さらに、スケジュールが決められており、仲間と一緒に勉強できるので、モチベーションも維持しやすいでしょう。国家資格の中には、専門学校などの養成課程を修了しないと受験できないものもあるため、そうした資格を目指す場合は、専門学校への進学が必要になるケースが多いです。
●通信講座やeラーニングを活用する
働きながら医療系資格を取得する方法として、通信講座やeラーニングも便利です。通信講座やeラーニングであれば、場所を選ばず、自分のペースで学習できるので、忙しい社会人との相性が良いでしょう。ただし、すぐに質問ができなかったり、モチベーションの維持が難しかったりするデメリットもあります。最近の専門学校は、通学と通信講座を組み合わせたカリキュラムなどもあるので、ぜひチェックしてみてください。ただし、国家資格などは、指定の専門学校や大学を卒業する必要があるため、注意が必要です。通信講座やeラーニングは、民間資格の取得に向いています。
働きながら医療資格を取得する際に必要なお金
働きながら医療資格を取得するには、学費や教材費、実習費など、さまざまな費用がかかります。資格の種類によって必要な金額は大きく異なり、数万円程度で取得できる民間資格もあれば、国家資格の場合は数百万円程度の費用がかかるケースもあります。
例えば、歯科衛生士のように専門学校での通学が必要な資格では、夜間コースの場合、数百万円程度の学費が目安となります。これには授業料だけでなく、実習費や設備費なども含まれるため、事前に全体像を把握しておくことが大切です。
ただし、夜間コースや通信講座を選べば、働きながら無理なく学べるだけでなく、分割払いに対応している学校や教育ローンを利用できる場合もあります。こうした制度も活用しながら、学習スケジュールとあわせて資金面の計画も立て、無理のない形で資格取得を目指しましょう。
医療系の資格を取得後のキャリアパス
医療系の資格を取得した後は、就職活動や転職活動を行います。医療系の資格を武器に、資格取得の動機や、将来のビジョンなどをアピールしましょう。そして、実際に医療機関で実務経験を積み、知識や経験を積んでいくことで、リーダーや主任、管理職やマネジメント職などの役職を目指すのもおすすめです。
また、関連する他の医療系資格を取得してキャリアアップを目指したり、資格や実務経験を活かして、独立したりするキャリアも考えられます。医療系の資格を取得して終わりではなく、経験を重ねることで、よりキャリアの選択肢を広げていきましょう。
働きながら取得を目指す医療資格の選び方
働きながら取得を目指す医療資格は、次のポイントを基準に選ぶことが大切です。
【働きながら取得を目指す医療資格の選び方】
・資格の種類
・受験資格の有無
・取得までにかかる期間
まず「資格の種類」は、自分の働き方に直結します。
短期間で資格取得を目指したい場合は、数ヵ月〜1年ほどで取得できる民間資格が向いています。一方で、長期的に安定したキャリアや専門職として働きたい場合は、国家資格を視野に入れるとよいでしょう。
次に「受験資格の有無」です。国家資格の多くは、専門学校などで決められた課程を修了しないと受験できません。そのため、働きながら通学できる夜間コースや柔軟な学習環境があるかを事前に確認することが重要です。
そして「取得までにかかる期間」も大切な判断基準です。仕事と両立する場合、どのくらいの期間なら無理なく続けられるかを考える必要があります。短期間で取得できる資格から始めるのか、数年かけて国家資格を目指すのかによって、選ぶべき資格は変わってきます。このように、「どんな働き方をしたいか」「どれくらいの時間をかけられるか」を基準に考えることで、自分に合った医療資格を選びやすくなります。
まとめ
本記事では、働きながらでも取得できる医療資格14種類を紹介しました。それぞれ資格の種類や、取得までにかかる時間などが異なります。働きながら医療系資格を取得することで、収入を維持しながら、将来の安定性や転職時の評価を得られます。しかし、働きながら医療系資格を目指す場合、時間面や体力面が懸念点です。
そこでおすすめしたいのが、専門学校の夜間部です。日本医歯薬専門学校では、歯科衛生士学科と視能訓練士学科で夜間部の生徒を募集しています。夜間部であれば、仕事とプライベートなど昼間の活動と両立しながら資格取得を目指せるよう、18時からの1日2コマの授業構成やオンライン授業が併用できるカリキュラムになっています。働きながら医療系資格の取得を検討している方は、ぜひお問い合わせください。

