歯科衛生士学科海外研修 in Hawaii
皆さんこんにちは
歯科衛生士学科Ⅰ・Ⅱ部2年生は国際教育期間中に5泊7日の日程で、希望者のみHawaiiに行って来ました
日本医歯薬専門学校では2年次に国際教育を行います。コミュニケーション言語としての英語や専門英語を身につけるだけではなく、より広い視野で物事を捉える国際的な感性を養うことで、グローバル社会に対応できるようサポートしていきます
今年度の海外研修のプログラムでは、カピオラニコミュニティカレッジにてハワイアン文化、歴史、フラダンスの講義と体験、現地の矯正歯科で最新の技術の体験、低所得層向けのクリニック見学、現地で歯科衛生士の資格取得をした富田先生による講義など、とても充実した内容の研修でした
全部話したい気持ちは山々ですが・・・
現地で実施した保育園実習、ハワイ大学マノア校の教授による講義と、ハワイで歯科衛生士として勤務されている富田先生の講義の3つをレポートします
まず3日目保育園実習
カポレイという場所にある保育園で、計6クラスの4〜5歳児を対象にブラッシング指導です
この日のために、学生は放課後や海外研修期間中の夜の時間を使って、指導媒体作成や指導内容を英文に訳すなど本当に頑張って準備してきました
さて…その成果はというと…
大成功
4日目のハワイ大学マノア校での講演は、歯周病学を専門としている山田教授による講義を受講しました (^▽^)
健康な歯肉と歯周病にかかっている歯肉をどのように見分けて、歯科衛生士としてどのような処置をするのか、なぜその処置を選択するのかという内容です。様々な歯肉の写真を見ながら、健康か健康でないか、患者さんの年齢はいくつ か、使用器具や必要な処置は何かを考え想像し、みんなでディスカッションしていきました。
日本とは違う授業形式で、学生も刺激を受けていました
また、講義だけでなく、歯科衛生士科の学生が運営する大学内の学生クリニックも見学しました
ここでは、歯科医院よりも安い金額で治療を受けられることもあり、大学外の患者様も多く来院されます。また、歯科衛生士科の学生は、自分で患者様を見つけ、学生クリニックで処置をすることで、大学を卒業するための単位を獲得していきます。
日本とは単位の取り方、実際の業務も範囲も異なるハワイ学生のうちから責任をもち、患者様との信頼関係を構築し、正確な知識と技術を身につけることが重要とおっしゃっていまし
そして、その日の午後はハワイで歯科衛生士免許を取得し、現在もハワイのクリニックで勤務されている富田先生の講義を受けました
ハワイで歯科衛生士免許を取得するまでの道のりや大学での勉強・実習内容、日米の歯科衛生士業務の違いや歯科医院での1日の業務について聞くことができました
海外で勤務することに興味のある学生にとってはもちろんですが、そうでない学生も「海外勤務なんて考えたことなかったけど、興味が沸いてきた~と刺激を受けていました
学生は、今回の国際教育を通して、日本とは異なる文化や価値観に触れ、同じ歯科衛生士という資格でも、アメリカと日本では業務内容が異なるということを学びました。
海外研修は学校だからこそ、体験し、学べることばかりです