社会福祉士の働く場所を紹介!就労環境まで徹底解説!
2023年07月31日
「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格であり、日常生活において問題を抱えている人たちの相談にのったり、福祉面から支援を行うことを使命とする社会福祉士。
その活躍フィールドは、障がい者分野や高齢者分野だけにとどまらず、医療分野、児童分野、教育分野、公的機関、一般企業はじめ多岐にわたり、就職を考える上でも多彩な選択肢の中から自分が本当にやりがいを感じられる職場を選ぶことができます。
今回は、そんな社会福祉士の魅力に迫るべく、「社会福祉士の働く場所や就労環境」をテーマに解説を行っていくことにします。
社会福祉士とは
身体的・精神的な障がいや高齢、貧困などの理由から、日常生活を送るのが困難な人々と向き合い、高度な専門知識と技術にもとづく支援を行い、さまざまな問題や課題を解決へと導く社会福祉士。
社会福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格であり、この資格を取得して働く人材はソーシャルワーカーとして、さまざまな福祉分野にて社会福祉援助業務にあたっています。
そんな社会福祉士は、以前にも増して福祉の重要性が高まる日本において、今後ますますニーズの高まる人材であり、大きく期待されている存在だと言えます。
特に近年は少子高齢化が過去に例を見ないスピードで加速し、日本の総人口に対して、65歳以上の高齢者が占める割合は29.1%(※1)と過去最多となっています。さらに 日本の総人口が減少している中で高齢者の人口も3627万人と過去最多を記録するなど、高齢者福祉の重要性が高まっており、その中で専門的な知識と技術を駆使して施設利用者の生活を支援する社会福祉士に対するニーズは以前にも増して大きなものとなっています。
社会福祉士の就職先は豊富!
しかしながら、社会福祉士が必要とされているフィールドは高齢者分野だけではありません。
一例を挙げれば、医療分野や教育分野、児童分野、障がい者分野、高齢者分野はじめ実に多種多様な分野で社会福祉士が求められ、「ソーシャルワーカー」や「相談員」「カウンセラー」といった役割でなくてはならない役割を担っています。
以下にそんな社会福祉士が活躍する主なフィールドを掲載します。
■医療分野
■児童分野
■公的機関
■教育分野
■高齢者分野
■障害者分野
■公的機関
■一般企業
■その他(フリーランスなど)
ざっと挙げてみただけでもこれだけの活躍フィールドがあります。さらにこれらの分野の中には多岐にわたる施設が存在し、そのすべてが社会福祉士の就職先となることを考えると、活躍フィールドは無限と言っても過言ではないほどに大きく広がっていると言えます。
社会福祉士が働く場所とそこでの役割
社会福祉士の資格を取得することで、前述の通り幅広い福祉分野が活躍フィールドとなることがお分かりいただけたかと思います。
それを踏まえ、次は各福祉分野での社会福祉士の役割と仕事内容について解説を行い、理解を深めていくことにしましょう。
■医療分野
社会福祉士の就職先として人気が高いのが医療分野です。医療分野における社会福祉士は主に「医療ソーシャルワーカー」として、病院をはじめとした医療機関・施設で相談業務にあたっていきます。
具体的には病院など医療機関の社会福祉相談室にて、患者さんやそのご家族と向き合い、通院や入退院、転院などの相談に対応したり、療養中の心理的な問題に関してアドバイスを行い、必要なサービスを受けられるようサポートを行うのが主な仕事です。
この他、外部の医療機関と連携の上、地域の保健医療福祉システムづくりに参加するなどの活動も医療ソーシャルワーカーの仕事です。
【働く場所】
病院、クリニックなど
【主な役割】
医療ソーシャルワーカー
■児童分野
児童分野における社会福祉士は、助産施設や乳児院、保育所、母子生活支援施設、児童養護施設などの児童福祉施設にて、「ファミリーソーシャルワーカー」や「里親支援専門相談員」「家庭児童相談員」など施設ごとの特性に応じた役割を担いながら仕事をしていきます。
たとえば児童養護施設であれば、「家庭支援専門相談員」(ファミリーソーシャルワーカー)として、保護者などへの支援を通じて子どもが家庭に復帰できるよう支援を行い、母子生活支援施設では「母子支援員」として、配偶者のいない女性やその子どもの自立に向けた支援といったように、施設の活動内容に応じた役割を担っていきます。
【働く場所】
助産施設や乳児院、保育所、母子生活支援施設、児童養護施設などの児童福祉施設など
【主な役割】
ファミリーソーシャルワーカーや里親支援専門相談員、家庭児童相談員、 母子支援員など
■公的機関
都道府県庁や市区役所などの公的機関における福祉相談窓口にて、「相談員」や「支援員」として地域の人々と向き合い、生活保護や介護保険、障がい者福祉に関する相談に対応していくことが主な仕事となります。このほか、高齢者や障がい者の権利を守る活動、認知症予防や介護予防教室など福祉サービスの企画や実施などにも関わっていきます。
【働く場所】
市役所や区役所、都道府県庁、社会福祉協議会、地域包括センターなど
【主な役割】
相談員、支援員など
■教育分野
小学校や中学校、高校など学校における社会福祉士は、「スクールソーシャルワーカー」と呼ばれ、子どもたちが抱えている悩みに関する相談に乗り、問題解決を図ることを使命としています。その内訳は不登校やいじめ、虐待、自虐行為など多岐にわたり、スクールソーシャルワーカーとして子どもたちに寄り添いながらそうした悩みをキャッチした上で、子どもの家族や学校の先生といった人々と連携を図りながら解決へ向けた支援を行っていきます。
【働く場所】
小学校や中学校、高校など
【主な役割】
スクールソーシャルワーカー
■高齢者分野
社会福祉士の就労先として、もっとも需要が高い分野が介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンターなどの高齢者介護施設です。
高齢者介護施設での社会福祉士は、「生活指導員」と呼ばれるのが一般的で、利用者(ご高齢者)およびその家族に対する相談援助のほか、入所前の説明や契約手続き、利用者の金銭管理、退所時の手続きなどを担当します。また、施設によっては上記の業務以外にも介護職のサポート役として利用者の介護補助を行うこともあります。
【働く場所】
介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、ショートステイ施設(短期入所施設)、デイサービス施設(通所介護施設)、ケアハウス、グループホームなど
【主な役割】
生活指導員、生活指導員、支援相談員など
■保健所・保健センター
保健所や市町村の保健センターなども社会福祉士の働くフィールドの一つです。ここでは主に「相談員」として窓口にて地域の人々と向き合い、福祉に関する相談に対応していくほか、地域の医療機関や関係機関と連携を図りながら、相談者が最適な福祉サービスを受けられるよう橋渡しなども行っていきます。
【働く場所】
保健所、市町村保健センターなど
【主な役割】
相談員
■障がい者分野
身体障がいや知的障がい、精神障がいなどを持つ人々の支援を目的とした障がい者施設も、社会福祉士へのニーズが高い就職先の一つです。障がい者支援施設には大きく分けて「身体に障がいを持つ人々を対象とした施設」「精神に障がいを持つ人々を対象とした施設」「知能に障がいを持つ人々を対象とした施設」に分かれており、それらの施設において、「生活指導員」「生活相談員」「支援相談員」といった役割を担って、利用者の相談対応や施設の入所手続きなどを中心とした業務に携わるほか、施設によっては日常生活における自立や就労に向けた訓練などを行うこともあります。
【働く場所】
身体障害者更生施設、知的障害者更生施設、精神障害者生活訓練施設、身体障害者授産施設、知的障害者授産施設、精神障害者授産施設、福祉ホーム、地域活動支援センターなど
【主な役割】
生活支援員、生活指導員など
■一般企業
さまざまな分野の民間企業でも社会福祉士が活躍するフィールドが広がっています。
たとえば、50名以上の規模の企業では、障がいを持つ社員を従業員全体の2.0%以上雇用することが労働法によって義務付けられています。
こうした企業において、さまざまな障がい(身体障がい、知的障がい、精神障がいなど)を持つ人材を雇用し、障がいの内容に応じてそれぞれが能力を発揮し、やりがいをもって働けるよう企業内の労働環境整備や社内調整を図っていくことが社会福祉士の仕事となります。
これに加え、カウンセリングなど従業員からの相談に対応していくことも社会福祉士の重要な仕事となります。企業で労働に従事する中でメンタルや体調に不調をきたした従業員からの相談に乗り、解決に向けたアドバイスを行っていったり、過労による病気・体調不良の予防に向けた対策や、育児・介護休暇などの福利厚生・社内制度整備などにも関わり、従業員が安心して働ける環境づくりをリードしていきます。
【働く場所】
民間企業、公的機関、病院、非営利団体など
【主な役割】
産業ソーシャルワーカー、産業カウンセラーなど
■フリーランス
近年は社会福祉士の資格を活かしてフリーランスとしての働き方を選ぶ人もいます。
社会福祉士がフリーランスとして仕事を得ていくには、大きく分けて「業務請負」という形態と、「個人事業主」という形態の2つがあります。
「業務請負」は医療や教育、介護福祉をはじめとした福祉分野の施設に入り、社会福祉士の資格が必要な「医療ソーシャルワーカー」「スクールソーシャルワーカー」「生活指導員」「生活相談員」といった業務を請け負うかたちで仕事に携わっていく方法です。
「個人事業主」は、自分で福祉に関連した事務所などを開業して、営業などを通じて社会福祉士としての仕事を得ていく方法です。
この他にも社会福祉士の知識や経験を活かし、福祉系のライターや監修担当として収入を得る、という方法もあります。
【働く場所】
医療機関、教育機関、介護福祉施設など
【主な役割】
医療ソーシャルワーカー、スクールソーシャルワーカー、生活指導員、生活相談員など
ざっと挙げただけでも社会福祉士が働く分野はこれだけあります。
さらにこの分野の中に多種多様な施設や機関があることを考えると、いかに社会福祉士が幅広いフィールドでの就労を可能としてくれる資格なのかがお分かりいただけるかと思います。
社会福祉士国家試験は合格率50%以下と比較的難易度が高く、なおかつ受験資格を得るための条件が厳格に規定されていることから決して簡単に取得できる資格ではありませんが、そのぶん取得してしまえばこれほど幅広いフィールドでの就労を可能としてくれる非常に頼もしい味方となり武器となってくれるのです。
就労先別、どんなやりがいが味わえる?
社会福祉士が働く場所や分野が明確になったところで、次は、それぞれの職場におけるやりがいやよろこびといった仕事の魅力に迫っていくことにしましょう。
社会福祉士は、その名が示すように社会的使命を強く帯びる国家資格であり仕事です。そしてそのやりがいは、働く分野・施設ごとに少しずつ異なります。そういった部分まで把握しておくと、就活の際に自分に向いた業界や施設、企業と出会いやすくなります。
■医療分野
病院など保健医療の場において患者さんやそのご家族のが抱える心理的な悩みや社会的問題の解決に向けて支援を行うとともに、社会復帰の促進を図っていく医療ソーシャルワーカーだけに、自分が対応した患者さんが適切な福祉サポートを受け、社会復帰を果たせたときは非常に大きなよろこびを感じることができることでしょう。さらに医療ソーシャルワーカーの業務の中には、地域の保健医療福祉システムづくりに関わる「地域活動」も含まれているため、地域に密着し、貢献できるよろこびなども味わえます。
「幅広い役割のプロフェッショナルたちと連携することができる」というのもやりがいの一つです。退院援助の場合であれば主治医や看護師といった医療従事者と連携し、復学や職場復帰に向けた援助であれば学校の先生や職場の上司といった教育従事者と連携します。さらに地域活動の場合であれば地域の保健医療や福祉関連機関や患者会、家族会、その他ボランティアの人々など幅広い役割の人々と接するなど、さまざまなな人々と連携し、協力し合いながら患者さんやその家族を支えたり、地域の保健医療福祉システムづくりに関わっていけることは、なかなか他の仕事では味わえないやりがいだと言えるでしょう。
■児童分野
「子どもと接することが好き」という方ならば、児童福祉を通じていくつものやりがいやよろこびを感じられることでしょう。
児童福祉施設は法律で以下の14の種類に分けられており、それぞれ施設特性が異なります。
・助産施設
・乳児院
・母子生活支援施設
・保育所
・児童厚生施設
・児童養護施設
・知的障害児施設
・知的障害児通園施設
・盲ろうあ児施設
・肢体不自由児施設
・重症心身障害児施設
・情緒障害児短期治療施設
・児童自立支援施設
・児童家庭支援センター
ざっと挙げてみただけでもこれだけの種類の児童福祉施設があり、それらすべてが社会福祉士が働くフィールドとなるので、たとえば母子生活支援施設ならば母親とその子どもを守り、支えていくやりがいを味わえますし、乳児院ならば子どもたちを保育士、看護師、社会福祉士が一つのチームとなって見守り、育てていくやりがいを味わうことができます。これを一例に施設の特性に応じて子どもへの支援方法が異なり、それぞれに応じた多彩なやりがいを味わうことができるのが児童分野の魅力だと言えます。
■公的機関
都道府県庁や市区役所などの福祉相談窓口にて、地域の人々と向き合う相談業務がメインとなるので、「公的機関と相談者の橋渡し役」となれる点がやりがいになってきます。さまざまな事情や不安を抱いて施設を訪れた人々の話に耳を傾け、社会福祉士としての知識を活かして最適なアドバイスや案内を行うことでその不安を解消へと導けることは非常に大きなやりがいを感じられることでしょう。
相談内容も生活保護や介護保険、障がい者福祉はじめ多岐に渡るので、ソーシャルワーカーとしての知見を深め、スキルを磨いていく上でも有意義な経験を積むことができます。
■教育分野
教育分野での社会福祉士( スクールソーシャルワーカー)の勤務先は小学校や中学校、高校など学校が舞台となるだけに、子どもと接することが好きな方にとっては大きなやりがいを感じられることでしょう。
スクールソーシャルワーカーは、児童や生徒と向き合い、彼らが抱える悩みや問題をキャッチの上、自らの力で問題の解決を図っていけるようサポートを行う仕事なので、子どもたちが直面するリアルな問題を知ることができ、スクールカウンセラー、教師といった他の職種や児童・生徒の保護者などと連携を図りながら解決の道を探っていくチームワークとしてのやりがいも感じることができます。
そうしたサポートによって児童・生徒が抱えていた悩みや問題が解消され、活き活きとした表情を見せながら学校に通う姿を見ることができたときには非常に大きなよろこびを感じることができることでしょう。
■高齢者分野
高齢者分野には介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、ショートステイ施設(短期入所施設)、デイサービス施設(通所介護施設)、ケアハウス、グループホームはじめ幅広い施設がありますが、いずれも「相談員」として高齢者を中心とした施設利用者やその家族が抱える悩みや課題の解決に向けたアドバイスや支援を行う、という使命は同じです。
高齢者施設だけに、利用者がいかに安心した生活を送ることができ、そのご家族の負担を軽減できるかが大切であり、社会福祉士としての知識や技術を活かしてそうした状況へ導いていけることは大きなやりがいとなることでしょう。
また、介護職やケアマネジャー、管理栄養士、機能訓練指導員といった他の専門職と連携を図り、一つのチームとして介護を進めていける点もやりがいの一つとなってくることでしょう。自分とは異なる領域のプロフェッショナルたちと一緒に仕事をすることで新たな知見を得ながらスキルアップを目指せることは、成長という点でも大きなものをもたらせてくれます。
■保健所・保健センター
保健所や市町村の保健センターなどに勤務し、「相談員」として地域に暮らす人々からの福祉に関する相談に対応していくことが主な仕事となるので、「地域に貢献するよろこびを味わえる」というのがこの分野におけるやりがいになることでしょう。
また、保健所・保健センターは地域の健康を担う施設ということで、成人検診やがん検診など国民病や生活習慣病の予防に向けた支援を通じて人や社会に貢献できる点にも大きなやりがいを感じることができます。
さらに医師や看護師、薬剤師といった異なる業種のプロフェッショナルと連携を図る場面もたくさんあり、社会福祉の専門家として地域の健康増進に取り組んでいけることもやりがいになることでしょう。
■障がい者分野
障がい者分野における社会福祉士は、障がいを持つ人が自ら望む生活を送れるよう支援を行っていくことを使命としています。
障がいは身体的障がいや知的障がい、精神的障がいに分かれており、それぞれに応じた施設があります。そうした施設で社会福祉士ならではの専門知識や技術を活かし、障がいを持つ人やその家族をサポートしていくことで「ありがとう」という感謝の言葉や笑顔が生まれ、それによって大きなよろこびを感じることができることでしょう。
また、さまざまな障がいを持った人々と接していくことで多様な価値観を理解することができ、それが自身の人間的成長へとつながっていくことも大きなやりがいの一つだと言えます。
■一般企業
民間企業における社会福祉士は、産業ソーシャルワーカーや産業カウンセラーといった役割を担い、従業員のヘルスケア対策や福利厚生・社内制度整備など働きやすい職場実現に向けた環境づくりをリードしていく役割を担うということで、”縁の下の力持ち”となって従業員が安心して働ける環境を実現し、支えていけることがやりがいとなることでしょう。
また、50名以上の規模を持つ企業においては労働法で障がい者雇用が義務付けられており、障がいを持つ人材が持てる能力を発揮できる労働環境整備などもリードしていく役割を担うため、企業におけるダイバーシティ推進やSDGsへの取り組みに直接的に貢献できることも大きなやりがいとなることでしょう。
■フリーランス
フリーランスにおける仕事の魅力はいくつも考えられますが、やはり一番は「仕事の自由度が上がる」という点でしょう。特定の組織に属しての仕事ではなく、自己裁量の大きなフリーランスとしての仕事なので、労働時間や仕事のスケジュールなどにおける自由度が上がります。組織に属しての仕事の場合、どうしても職場のメンバーのや上司など、自分以外の要因による負荷が発生しがちですが、フリーランスではそうした制約がなくなり、相談者や利用者の方々と直接的に向き合いながら、より純粋に社会福祉士としてのやりがいを感じることができます。
社会福祉士の資格は長期的なキャリアプランを描く上でも武器になる
以上、「社会福祉士の働く場所」をテーマに解説を行ってきました。
本記事を通じて、いかに社会福祉士の資格が幅広いフィールドでの活躍を可能としてくれるのかがお分かりいただけたかと思います。
今後少子高齢化がより一層加速し、老後福や障がい者福祉の重要性が高まるのと同時に、医療、教育、児童、公的機関をはじめとした幅広い福祉分野においても社会福祉士へのニーズが高まっていくことは間違いないことから、さまざまな選択肢の中から自分が本当にやりがいを感じられる分野を志すことができることも大きな魅力の一つとなることでしょう。
何よりも社会から求められる仕事だけに、景気の良し悪しに左右されることなく安定的に働ける点も大きなメリットだと言えます。
社会福祉士の資格は、社会人として長期的なキャリアプランを描う上でも非常に強力な武器となってくれます。ぜひ、そんな社会福祉士の資格取得を真剣に検討されてみてはいかがででしょうか。