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歯科衛生士が持っているといい資格13選!取得のメリットから昇給までの道のりも解説

2023年10月04日

コラム歯科衛生士

 

 

歯科衛生士として、キャリアアップやスキルアップをめざす方には、いくつか資格を保持していた方が良いです。資格を保持していると、周りからの信頼を獲得し、収入が上がり、希望の職場に就職することも可能になります。
今回のこの記事では、歯科衛生士が持っているといい資格をいくつかご紹介します。それぞれの資格のメリットから昇給についても解説していくのでぜひ参考にしてみてください。

 

目次

1)歯科衛生士になるには

2)歯科衛生士は他の資格は必要なの?

・仕事のやりがいのため

・昇給をめざすため

・転職先を探すため

3)歯科衛生士が持っているといい資格13選

①日本歯周病学会認定歯科衛生士

②日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士

③臨床歯科麻酔認定歯科衛生士

④日本小児歯科学会認定歯科衛生士

⑤日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士

⑥ホワイトニングコーディネーター

⑦歯科感染管理者

⑧トリートメントコーディネーター

⑨歯並びコーディネーター

⑩滅菌技師

⑪糖尿病療養指導士

⑫歯科食育士

⑬認知症サポーター

4)資格を持っているとメリットがいっぱい

5)まとめ

 

歯科衛生士になるには

そもそも歯科衛生士になるには、国が定めた教育機関を卒業し、国家試験に合格しなければ働けません。専門学校や短期大学、大学などで必要なカリキュラムを受講して、歯科衛生士としての知識を学んで行く必要があります。
専門学校や短期大学では最低でも3年、大学では4年の期間が必要とされ、費用もそれなりにかかります。歯科衛生士は患者さんの健康や命を守る仕事なので、学ぶべきことがたくさんあり、常に勉強する姿勢が求められます。

歯科衛生士は他の資格は必要なの?

歯科衛生士として働くためには、国家試験に合格すればよいです。他の資格を必ず受験する必要はありません。しかし、歯科衛生士になっている人の多くは、なにかしらの資格を受験します。ほかの資格を取得する理由がいくつかあるのでご紹介します。

 

 

●仕事のやりがいのため

ほかの資格を取得する一つ目の理由は、やりがいを求めるためです。歯科衛生士として働きだすと、歯をよくするための知識や技術をもっと身につけたいと感じる人が多いです。仕事のやりがいを求めて、資格を取得する人がたくさんいます。インプラントについての資格や歯の矯正についての資格、歯周病についての資格など、専門的な資格がたくさんあります。

 

●昇給をめざすため

ほかの資格を取得する二つ目の理由は、昇給をめざすためです。資格を持っていることで、直接給料が上がる歯科医院もあります。給料が上がるだけでなく、資格を持っていることで、周りからの信頼も高まり、職場での重要なポジションを任せられる可能性が上がります。歯科衛生士としての意識が高い人は、どんどん資格を取って、歯についての知識を取り入れています。

 

●転職先を探すため

ほかの資格を取得する三つ目の理由は、転職先を探すためです。今の職場よりももっと良い環境で働きたいと感じている人が資格を取る傾向にあります。資格を持っていると、転職活動をしているときに大きなアピールポイントとなります。また、歯科医院によっては、資格を持っている人を優遇してくれるところもあるので、転職活動をする上では、他の資格も取得することが望ましいです。

 

歯科衛生士が持っているといい資格13選

 

ほかの資格を持っていると、キャリアップや昇給、転職などでメリットが得られます。では、歯科衛生士の方はいったいどんな資格を持っていればよいのでしょうか。歯科衛生士の方が保持していると特に良いといわれている資格を13選ご紹介します。

 

①日本歯周病学会認定歯科衛生士

日本歯周病学会認定歯科衛生士とは、日本歯周病学会が認定している資格の一つです。資格の主な内容は、歯周病に関する知識や的確な処置など、患者さんの健康を守るための内容です。
取得するには、歯周病臨床に5年以上経験する必要があり、難易度は難しいとされています。取得している人は少なく、持っているとかなり信頼が得られる資格の一つです。キャリアアップをめざす人は、日本歯周病学会認定歯科衛生士を取得してみましょう。

 

②日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士

日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士の資格とは、口腔ケアに関する治療のケアやメンテナンスなどの専門的な知識などの認定制度の一つです。資格を保持していると、口腔インプラントの治療のケアを任されるでしょう。
こちらの資格も難易度は高く、持っていると周りから信頼を得られる資格です。今後口腔ケアは注目されていくので、おすすめの資格といえるでしょう。

 

 

③臨床歯科麻酔認定歯科衛生士

臨床歯科麻酔認定歯科衛生士とは、歯科衛生士によって麻酔を使用するための必要な知識や技術を学び、患者さんの安全を守るために必要な資格です。臨床歯科麻酔認定歯科衛生士の資格を持っていると、一定の条件を満たすと、歯科医師の補助として麻酔を行うことが可能となります。
取得条件は、歯科衛生士として免許を取得してから2年経過する必要があります。この資格を持っていれば、歯科医院での活躍の幅が広がり、周りからの信頼を得られることが可能となります。キャリアアップをめざしたい方に特におすすめです。

 

 

④日本小児歯科学会認定歯科衛生士

日本小児歯科学会認定歯科衛生士とは、小さな子どもの歯に関する知識や技能を学ぶ認定資格です。資格を保持していると、小児患者の治療を任されます。主には、小さなお子様の口腔機能発達不全症の予防や歯並びの改善や指導などが挙げられます。小さな子どもの歯の健康を守るのは、歯科衛生士として重要な役目です。
歯周治療を3年以上経験していると、取得することが可能で、もし小児科の歯科医院で働く場合は取得するべき資格といえます。

 

 

⑤日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士

日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格は、矯正に関する知識や技能などを認定する制度です。矯正をメインに行っている歯科医院で働く歯科衛生士におすすめの資格となります。
3年以上矯正の歯科院で働いている必要があり、条件がいくつかあります。また、1級と2級に分かれており、資格のスキルアップもめざせるので、歯の矯正について学んでいきたい人は日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士の資格を取得してみましょう。

 

 

⑥ホワイトニングコーディネーター

ホワイトニングコーディネーターの資格とは、歯を白く保つために必要される知識や技術の習得の認定する資格となります。ホワイトニングの作業は、この資格を保持していなくても行えますが、信頼と評判アップのために取得するべき資格といえます。
歯科医院でホワイトニングを必要する方に特におすすめで、臨床経験も必要としないので取得条件は比較的易しいのも特徴のひとつです。

 

 

⑦歯科感染管理者

歯科感染管理者の資格は、口内の感染予防の習得を目的とした資格の一つです。第一種歯科感染管理者と第二種歯科感染管理者の2種類あります。
第二種歯科感染管理者は、歯に関する感染制御の知識を学ぶことを目的としており、第一種歯科感染管理者は、現場での技術の向上を目的としています。取得条件は易しく、誰でも資格取得可能で、感染制御の知識を身につけたい方におすすめの資格となっています。

 

 

⑧トリートメントコーディネーター

トリートメントコーディネーターの資格は、歯科治療に関する説明を的確に行う目的で取得します。トリートメントコーディネーターは、通称TCとも呼ばれています。TCを取得すると、歯科に関する知識が身に着けられるだけでなく、的確なカウンセリングスキルが行え、歯科衛生士として必要なスキルを学べます。
取得難易度も易しく、歯科医療関係で働いている人ならば、誰でも受験できます。キャリアアップや仕事の幅を広げたい人はぜひ、トリートメントコーディネーターの資格を取得してみましょう。

 

 

⑨歯並びコーディネーター

歯並びコーディネーターの資格は、一般的な歯の矯正についての知識を学び、患者に的確なアドバイスを行えるようにするため制定された資格です。日本成人矯正歯科学会が認定しており、多くの人がこの資格を保持しています。矯正を行う歯科医院で働いている歯科衛生士に特におすすめです。

 

 

⑩滅菌技師

滅菌技師の資格は、感染症を防ぐために感染制御知識を学び、感染リスクを減らすことを目的としています。滅菌技師は、第一種滅菌技師と第二種滅菌技師の資格があり、取得するには実務経験が3年必要です。

 

 

⑪糖尿病療養指導士

糖尿病療養指導士の資格は、患者さんの生活習慣について的確にアドバイスできることを目的としています。取得条件は資格を取得しようとする場所によって異なり、実務経験が必要な地域も存在します。糖尿病療養指導士の資格取得をめざしている方は、その地域の公式情報を調べ確認しておきましょう。

 

 

⑫歯科食育士

歯科食育士の資格は、歯科に関する食育について学びます。この資格を取得すると、患者さんの検査結果に対して、食べ物と歯科の関連性を踏まえて、的確なアドバイスを行えます。
歯科食育士は、3つの種類があり、エキスパート、アドバンスド、ベーシックに分かれています。自分の取得したい難易度に応じて、レベルを選べるので、気軽に受けたい方はベーシックから受講してみましょう。

 

 

⑬認知症サポーター

認知症サポーターの資格は、認知症についての知識を学び、可能な限りで認知症患者のサポートの仕方について学びます。この資格は厚生労働省が認定しており、比較的人気のある資格です。
認知症サポーターの資格は無料で受講でき、誰でも取得可能なので迷われている方はぜひ取得してみましょう。歯科医院には、認知症の患者さんも来院されるので、認知症についての知識を持っておくと、実務に活かせることもあります。

 

資格を持っているとメリットがいっぱい

 

 

歯科衛生士で働くためには、国が指定している学校を卒業し、国家試験に合格しなければいけません。歯科衛生士の試験に合格できれば、誰でも働けます。しかし、昇給やキャリアアップをめざすうえでは、資格を取得することが求められます。
歯科医院にも様々な分野が存在します。矯正を専門としている医院、ホワイトニングを専門としている医院、小児科専門の医院など。働き先によっては、今回紹介した資格が有効的な場合があります。
歯科衛生士として将来的にずっと働きたいと考えている人は、他の資格を取得することを特におすすめします。歯科衛生士として、患者さんの歯の健康を守る強い気持ちを持つことで、優れた信頼のおける歯科衛生士となっていけるでしょう。

 

まとめ

歯科衛生士が持っているといい資格13選をご紹介させていただきました。他の資格を持っていると、周りから信頼が得られ、昇給やキャリアアップに直接つながります。働いている歯科医院の専門性や将来自分が学んでいきたい資格を取得するのが望ましいでしょう。ご紹介させていただいた資格以外にもまだまだたくさんあるので、自分にあった資格を調べて取得していきましょう。

 

 

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