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看護師と歯科衛生士これからめざすならどっちがいい?給与・働き方から徹底解説

2023年10月11日

コラム歯科衛生士

 

 

医療系の資格を有する職種はとても人気があります。とくに、歯科衛生士や看護師は多くの方がめざしており、今後はその人気も増えていくと考えられます。歯科衛生士と看護師の仕事は人気があるだけでなく、世間からの需要もあり、将来的にも注目を浴び続ける職種といえます。
そこで今回のこの記事では、歯科衛生士と看護師とでは、どちらをめざすべきなのか、給与や働き方を比較し検討したいと思います。医療系の職場で働いてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

 

目次

1)歯科衛生士と看護師の違いについて

・歯科衛生士の働き方と仕事内容

・看護師の働き方と仕事内容

2)歯科衛生士と看護師の学校と国家資格について

・歯科衛生士の学校と国家資格

・看護師の働き方と学校と国家資格

3)歯科衛生士と看護師の給与について

4)歯科衛生士と看護師の共通点

5)歯科衛生士と看護師どちらかを目指すべき?

6)まとめ

 

歯科衛生士と看護師の違いについて

歯科衛生士と看護師はよく比較され、どちらをめざせばいいか迷う人も多いです。歯科衛生士と看護師とでは明確に業務の違いがあり、勤務体制や給与面でも大きく異なります。歯科衛生士と看護師はよく混同されますが、働き方や仕事内容の違いについてみてきましょう。

 

 

●歯科衛生士の働き方と仕事内容

まず歯科衛生士の働き方と仕事内容について紹介します。歯科衛生士の仕事内容は主に3つあり、歯科予防処置、歯科診療補助、歯科保健指導の業務を任されます。歯科衛生士の主な働く目的は、患者さんの歯の健康を守ることです。むし歯(虫歯)や歯周病にならないために予防をしたり、口腔ケアの正しいやり方を指導したり、歯科医師のサポートを行ったりします。
具体的には、患者さんがむし歯(虫歯)にならないように、フッ化物などの薬を歯に塗る作業や歯科医師がスムーズに作業できるように器具を渡したり、患者さんに歯磨きの仕方を教えたりする業務があります。歯科医院によっては、掃除や洗濯、受付や会計などの雑務も任され、幅広い仕事をしなければいけません。
基本的には、週休二日制のところが多く、毎週同じリズムで生活できるため、プライベートの時間を確保できるのが、看護師との大きな違いになります。歯科衛生士は基本的に休日出勤がなく、夜勤勤務もありません。残業も看護師より少なく、働きやすい環境を求める人には、歯科衛生士のほうが向いているといえるでしょう。

 

●看護師の働き方と仕事内容

看護師の仕事内容は、主に医師の診療におけるサポートや検査、入院患者さんへの食事や入浴補助、カルテ記入などが挙げられます。歯科衛生士が対応する患者さんは対象部位が「歯」ですが、看護師が対応する患者さんの対象部位は「全身」であることが多いです。したがって、仕事内容の幅が広く、中には大きな病を抱えている患者も来院されます。仕事の負担は、看護師のほうが重いといえます。
ただし、看護師の働き方は勤務する病院によって大きく異なります。大きな病院で勤務する場合は、入院患者さんの対応や深夜勤務の対応が必要ですが、小さなクリニックで勤務する場合は、深夜勤務などはありません。大きな病院で勤務する場合は、手術の補助を行ったり、残業が長くなったりと大変な一面もあります。バリバリ仕事をしていきたい方は、看護師に向いているといえます。

 

歯科衛生士と看護師の学校と国家資格について

歯科衛生士と看護師の通うべき学校と国家資格について解説します。どちらも国が認めた学校を卒業して、国家試験に合格しなければ働けません。共通する点や違う点を比較し確認しましょう。

 

 

●歯科衛生士の学校と国家資格

歯科衛生士は、専門学校や大学などを卒業する必要があり、最低でも3年以上の通学が必要となります。学校では、座学だけでなく、実習なども行い、歯科衛生士としてのスキルを身につけていきます。実習では、実際の歯科医院を訪れて、職場体験を行う授業もあります。
歯科衛生士の国家試験の合格率は90%を超えており、学校で学んだことをきちんと理解できていれば、それほど難しい試験ではありません。国家試験に合格後は、歯科医院に就職することが多く、就職したら即戦力として歯科衛生士の仕事を行えます。

 

●看護師の働き方と学校と国家資格

看護師も歯科衛生士と同様に、国に認められた専門学校や大学を卒業しなければいけません。ただし、歯科衛生士と違うのは、最短では2年で看護師になれるため、早く働きたい人は、看護師がおすすめです。必要なカリキュラムを取得する必要があるため、人によっては3年かかるため確認が必要です。
国家試験は、歯科衛生士と同様に合格率は90%を超えています。比較的資格の中では、簡単な方で、学んだことをきちんと理解できていれば合格できるといえるでしょう。合格後の就職先は、小さなクリニックで働く人や入院患者さんもいるような大きな病院で働く人などさまざまです。

 

歯科衛生士と看護師の給与について

 

歯科衛生士と看護師の給与について比較します。どちらも共通していえることは、安定した収入がもらえます。看護師と歯科衛生士はノルマや売り上げなどで給与が変動することはなく、比較的安定している職種といえます。
看護師と歯科衛生士の給与を比較すると、看護師のほうがやや高いです。仕事の幅が広いということもありますが、看護師のほうが残業や夜勤手当など手当の収入が多いのがひとつの理由です。歯科衛生士は残業が少なく、休日出勤や夜勤勤務がないので、手当が少ないです。看護師は、24時間のところでは、夜勤交代手当などがもらえるので、看護師の給与は高くなる傾向にあります。
バリバリ働いて給与をたくさんもらいたい方は看護師に向いていますが、自分のプライベートの時間を確保し、週休二日のバランスのとれた生活を送りたい方は歯科衛生士に向いているといえるでしょう。

 

歯科衛生士と看護師の共通点

歯科衛生士と看護師の共通点といえば、どちらも需要が高まっている点です。歯科衛生士と看護師どちらになるか迷う人も多いですが、どちらも将来的にも必要とされる職種なのは間違いないでしょう。
需要が高いため、転職や就職がしやすく、職に困らない点は同じです。子どもができて退職された主婦の方も、再就職しやすいです。育児と仕事の両立を図れるので、安心して働けます。福利厚生もしっかりしているところが多いので、自分の働きたい病院の採用条件を比較し選ぶのがよいでしょう。

 

歯科衛生士と看護師どちらをめざすべき?

歯科衛生士になるか看護師になるかは、自分の理想とする働き方で選ぶのがよいでしょう。看護師は給与が高い分、残業や夜勤勤務があります。バリバリ働いていきたい方は看護師をめざすのがよいでしょう。歯科衛生士も給与は安定していますが、看護師と比べると、少し給与は下がります。ですが、残業はあまりなく、休日出勤や夜勤出勤はありません。プライベートの時間を確保しつつ、働きたい方は歯科衛生士をめざしましょう。

 

まとめ

歯科衛生士の仕事内容と1日の流れについて解説いたしました。歯科衛生士の仕事内容は、歯科保健指導、歯科診療補助、歯科予防処置の3つの業務があり、歯科医院によっては、雑務全般も任されます。週休二日制のところが多く、残業が少ないので、プライベートも充実させられます。仕事内容や1日のスケジュールを確認してみて、歯科衛生士をめざしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

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