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【2024年最新版】歯科衛生士の勤務時間と給与のリアルな話!多様化している働き方改革とともに解説

2024年02月06日

コラム歯科衛生士

 

 

歯科衛生士の勤務時間は働き方改革とともに変化しつつあります。歯科衛生士の勤務時間や給与について詳しく解説していきます。歯科衛生士をめざしている方はぜひ参考にしてみてください。

 

目次

1)歯科衛生士の勤務時間はいったいどれくらい?

・法定労働時間について

・所定労働時間について

2)歯科衛生士の勤務時間の実例

3)働き方改革による歯科衛生士の勤務時間の変化

・土曜・日曜・祝日休み

・開始時間、終了時間が早い

・昼休憩時間が短い

・フリーランスという働き方

4)歯科衛生士の給与について

・歯科衛生士の平均年収

・歯科衛生士の初任給

5)まとめ

 

歯科衛生士の勤務時間はいったいどれくらい?

歯科衛生士の勤務時間はいったいいくらなのでしょうか。歯科医院によって、勤務時間は異なりますが、基本的にはどの歯科医院も同じと考えてよいでしょう。勤務時間は労働基準法によって限度があるので、働ける時間に限度があります。
労働時間は、法定労働時間と所定労働時間を区別する必要があります。歯科衛生士の勤務時間を理解するために、法定労働時間と所定労働時間をまずは解説していきます。

 

 

●法定労働時間について

法定労働時間とは、労働基準法で定められている労働時間の限度であり、その限度を超えてはいけないことになっています。使用者は休憩時間を除いて1週間に40時間を超えて働かせたり、1日の労働時間で休憩時間を除き、8時間以上の労働をさせたりしてはいけません。法定労働時間を超える場合には、36協定に定められている時間外労働協定を結ぶ必要がります。
ただし、歯科医院は医療業務であるため保健衛生業にあたります。したがって、就業規則や歯科医院の規模によっては、1週間の法定労働時間の適用外になることがあります。歯科医院によって、就業規則などが異なるため確認が必要です。

 

●所定労働時間について

所定労働時間とは、休憩時間を除いた、就業の開始から終了までの時間のことです。これは、歯科医院によってさまざまで、就業開始時刻が8時のところもあれば、9時のところもあります。
たとえば、就業開始時刻が9:00の場合で休憩時間が1時間、就業終了時刻が18:00の場合の所定労働時間は8時間になります。この所定労働時間を超えて働いた場合は、時間外労働となり、割増賃金が支払われます。

歯科衛生士の勤務時間の実例

歯科衛生士の勤務時間の実例を紹介します。歯科医院の勤務体制は、基本的に午前の部と午後の部で分けられています。昼休憩が1時間~2時間であることが一般的で、歯科医院によって異なります。歯科衛生士の実際の勤務時間の事例をみていきましょう。

 

 

 

▣ 例1

午前の就業:9:00~12:00
休憩:12:00~14:00
午後の就業:14:00~19:00
所定労働時間:8時間

 

▣ 例2

午前の就業:10:00~13:00
休憩:13:00~14:30
午後の就業:14:30~19:30
所定労働時間:8時間

 

▣ 例3

午前の就業:9:30~13:00
休憩:13:00~14:00
午後の就業:14:00~18:30
所定労働時間:8時間

 

 

上記のように、多くの歯科医院では、9時以降の就業開始、19:00前後で就業終了であることが多いです。それぞれの歯科医院の就業規則に定められているため、就職する際に確認して働き先を選ぶ必要があります。

 

働き方改革による歯科衛生士の勤務時間の変化

近年働き方改革により、歯科衛生士の勤務時間や休日に変化が出てきています。従来までは、夜遅くまで運営している歯科医院もありましたが、少しずつ減りつつあります。具体的にどのような変化があったのかみていきましょう。

 

 

●土曜・日曜・祝日休み

働き方改革が意識される前は、土曜日と日曜日どちらも運営しているところもありました。しかし、働き方改革が意識されてからは、休日を土曜日と日曜日まとめて設定するところも増えつつあります。
とくに土曜日、日曜日休みになりつつある歯科医院は、オフィス街などで運営している歯科医院です。働き方改革により、土日に休みになる人が増えたため、仕事帰りに歯科医院に行く人が減りました。全国的にはまだまだ平日休暇のところが多く、日曜日と木曜日が休みのところも多いようです。

 

●開始時間、終了時間が早い

開始時間と終了時間が早くなったところが増えつつあります。少し前までは、22:00まで営業している歯科医院もありましたが、最近ではあまり見かけなくなりました。開始時間と終了時間を早めることで、早く帰宅できます。

とくに子育て世代の人たちにはうれしく、子育てと仕事が可能になります。また、早寝早起きの習慣が身につくため、健康にも良いとされており、多くの歯科医院で時間の見直しが行われつつあります。

 

 

●昼休憩時間が短い

昼休憩を短くしている歯科医院もあります。昼休憩が短いとしんどいのではないかという声もありますが、実際に現役の歯科衛生士の声としては、昼休憩は短いほうがいいと答える人が多いです。
昼休憩の長い歯科医院だと、2時間以上もとることがあり、休憩時間は就業時間に含まれないため、帰宅時間が遅くなります。昼食をとるだけなら、1時間で済むので、近年昼休憩の時間の短縮を行っている歯科医院が増えています。拘束時間が少ない方がいい方は、昼休憩の時間の短いところを探しましょう。

 

 

●フリーランスという働き方

フリーランスという働き方もあります。フリーランスとして、歯科医院と業務委託で契約を結び、期限付きで働く人もいます。フリーランスという働き方では、他の歯科医院でも契約を結び、曜日によって働く歯科医院を変えている人もいます。自由な働き方を望む人に、フリーランスの働き方が向いています。
なかには、自分のスキルを磨きたいのでフリーランスで働くという人もいます。歯の矯正専門の歯科医院と小児科専門の歯科医院など、専門性のスキル向上を求めて働く場合は、フリーランスの働き方が向いています。

 

歯科衛生士の給与について

歯科衛生士として働いた場合、給与はどれぐらいもらえるのでしょうか。いくら歯科衛生士の仕事が好きでも、給与が低ければ、安心して働くことが難しくなります。歯科衛生士の初任給や平均収入について解説します。

 

●歯科衛生士の平均年収

歯科衛生士の平均年収は、全国平均で約369万円になります。全国平均なので、都会であれば、この基準より少し高いと考えればよいでしょう。歯科衛生士は働く歯科医院によって、雇用体系が違うため、明確には年収を知ることはできません。ボーナスの額や昇給なども違うため、上記の平均年収はあくまで参考程度にしておきましょう。

 

 

●歯科衛生士の初任給

歯科衛生士の初任給は、16万円~19万円のところが多いです。最終学歴が高卒か短大卒かによっても収入が少し変わります。歯科衛生士の仕事は専門性が高いため、働き先がたくさんあり、安定して収入を得られるのがメリットでしょう。

 

まとめ

歯科衛生士の勤務時間や給与について解説いたしました。歯科衛生士の勤務時間は働き方改革により、近年変わりつつあります。自分の理想とする働き方を求めて、職場探しをすることが重要です。歯科衛生士は残業が少なく、休日出勤などは基本的にありませんが、歯科医院によっては雇用体系が異なります。就業先の就業規則をきちんと理解し、歯科衛生士として、自分の理想とする働き方をめざしましょう。

 

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