歯科衛生士専門学校の選び方|後悔しないために確認すべき4つのポイント

歯科衛生士を目指す進学先として、歯科衛生士専門学校は最も多くの人が選ぶルートです。しかし「どの専門学校を選べばいいのか」と迷っている高校生も多いのではないでしょうか。国家試験の合格率は重要ですが、理想のキャリアを実現するためには他にも見るべきポイントがあります。この記事では、歯科衛生士の専門学校の選び方を詳しく紹介します。
目次
歯科衛生士国家試験合格率の実績の高さ
就職率と主な就職先
就職サポートの手厚さ
カリキュラムの内容と実習時間の量
実習施設・設備の充実度
指導体制や教員の質
サポート体制の豊富さ
学校の雰囲気・学習環境
学校行事・イベントの質
学費の総額と奨学金制度の充実度
通学のしやすさ・アクセスのしやすさ
公式サイトやパンフレットで基本情報を比較する
オープンキャンパスや学校見学に参加する
在校生の声・口コミを確認する
卒業生の進路や活躍を調べる
【選び方1】歯科衛生士国家試験合格率や就職実績で選ぶ
歯科衛生士専門学校を選ぶとき、まず確認すべき点としては「資格取得実績」と「就職実績」が挙げられます。歯科衛生士として活躍するためには、国家試験への合格が必須であることはもちろん、卒業後に希望の職場へ就職できるかどうかも重要なためです。より具体的なチェックポイントを見ていきましょう。
●歯科衛生士国家試験合格率の実績の高さ
歯科衛生士の国家試験は、年に1回しか実施されません。もし在学中に合格できなければ、仕事にも影響してしまうため、やはり学校選びにおいて「合格率の高さ」は重視しましょう。
歯科衛生士試験の合格率は90%を超えているため、どの専門学校へ行っても合格できると思う方もいるかもしれません。
しかし、全試験者の平均合格率が高いからといって、結果が保証されるわけではなく、学校によって差があることも事実です。卒業とあわせて歯科衛生士の資格を取得するためにも、複数年にわたって高い合格率を維持している専門学校を選んでみてください。
●就職率と主な就職先
専門学校へ進学する目的としては、歯科衛生士の資格を取得することだけではなく、理想の職場へ就職することも挙げられます。そのため候補先の学校の「就職率」と「主な就職先」も、重要なポイントです。
たとえば就職率が高いということは、在学中に、社会で活躍できる力を身につけられる証拠といえます。中には就職率が100%近い専門学校もあるため、公式サイトやパンフレットでチェックしてみてください。
また、歯科衛生士の就職先として一般的なのは歯科医院ですが、ホワイトニングなどを専門とする審美歯科の道に進んだり、学校や介護施設での健康指導に従事したりする選択肢があるかも確認するといいでしょう。
●就職サポートの手厚さ
希望通りの分野で働くためには、学校の就職サポート体制も大きく影響します。
専門学校によって、就職支援の内容には大きな差があるため、事前に確認しておきましょう。履歴書の書き方をレクチャーしてくれたり、早い時期から面接の練習をしてくれたり、必要に応じて個別面談をしてくれたりする専門学校なら、より安心して就活に臨めます。
また、専門学校ごとに、歯科医院などから寄せられる求人情報の数に差があります。求人数が多い学校ほど、希望条件に近い職場を見つけやすくなるため、これまでの実績を確認してみてください。
【選び方2】授業内容や実習環境で選ぶ

歯科衛生士専門学校を卒業してから即戦力として活躍できるかどうかは、在学中にどれだけ実践的な経験を身につけられるかがポイントです。しかし、カリキュラムの内容や実習環境は学校ごとに大きく異なります。そのため、授業の内容とあわせて、どのような環境で学べるのかもしっかり比較しておきましょう。
●カリキュラムの内容と実習時間の量
実践的な経験を身につけるうえで重要になるのが、カリキュラムの内容と実習時間のバランスです。現場で通用する歯科衛生士になるためには、教科書で学ぶ知識だけでなく、実技を磨くことも欠かせません。そのため専門学校を選ぶ際は、現場に近い実習がどれだけ組み込まれているかを確認してみましょう。
とくに、座学中心の学校を選ぶか、早い時期から実技・実習を取り入れている学校を選ぶかによって、卒業時点でのスキルは大きく変わります。いつ頃から、どのくらいの実習時間が確保されているのか、カリキュラム表を比較して確認することが大切です。
●実習施設・設備の充実度
実習カリキュラムの内容だけではなく、実習施設・設備の充実度も専門学校によって差があります。即戦力として活躍したい場合は、現場で実際に使われている診療機器を扱える専門学校を選ぶといいでしょう。
また、自分が希望する進路に適した実習施設・設備が整っているかも確認すべきポイントです。たとえば審美歯科分野で活躍する歯科衛生士になりたい場合、自宅で実施するホームホワイトニングや、歯科医院で実施するオフィスホワイトニングなど、より専門的な実習設備が整っているか調べてみてください。
●指導体制や教員の質
カリキュラムや設備が整っていても、指導する教員の質が伴わなければ、実力を身につけることはできません。そのため歯科衛生士専門学校を選ぶときは、実際の歯科医療現場での経験が豊富な教員が在籍しているかも確認してみてください。
また、安心して勉強に励むためには、学生と教員の距離が近い専門学校を選ぶのがおすすめです。先生が一人ひとりに合わせて勉強をサポートしてくれるか、気軽に質問・相談ができる雰囲気かなどを、オープンキャンパスを通じて確かめてみるといいでしょう。
【選び方3】サポート体制・学校生活で選ぶ
歯科衛生士になるためには、歯科衛生士専門学校で最低でも3年間学ぶ必要があります。長い期間を過ごす学校だからこそ、充実したキャンパスライフを送れるか、行き詰まったときにモチベーションを保てるかなどの視点も大切です。とくに、安心して学び続けられるサポート体制が整っているかは、学校選びの重要なポイントになります。
●サポート体制の豊富さ
歯科衛生士の専門学校での勉強は、高校までよりも内容が専門的で、学ぶ量も多くなります。そのため、授業についていけるか不安に感じる方もいるかもしれません。もし、そのような不安がある場合は、気軽に悩みを相談できる窓口があるか、学習支援の仕組みが整っているかを確認してみてください。
一人ひとりの学習進度にあわせて個別サポートしてくれる専門学校なら、勉強に自信がない方でも安心でしょう。また、勉強だけではなく、人間関係や将来への不安など、メンタルヘルスに直結する悩みまで相談できる学校を選ぶのもおすすめです。
●学校の雰囲気・学習環境
どれだけカリキュラムや設備が充実しているとしても、自分に合わない雰囲気の学校で3年間にわたって勉強するのは難しいでしょう。そのため進学先を選ぶ際は、校風や学習環境も比較してみてください。
たとえば、勉強を第一に考える専門学校もあれば、勉強とプライベートの両立を重視する学校や、働きながら歯科衛生士を目指す方を応援する学校もあります。
学校の雰囲気・学習環境は、公式サイトやパンフレットだけでは伝わりにくい部分でもあるため、オープンキャンパスへ参加し、自分の目で確かめるのがおすすめです。
●学校行事・イベントの質
充実したキャンパスライフを送るためには、勉強だけでなく、学校行事やクラブ活動が充実しているかも重要です。文化祭や体験イベントなどの行事が充実している専門学校を選べば、クラスの仲間との絆も深めやすく、勉強の合間のリフレッシュにもなります。
また、一緒に歯科衛生士を目指す仲間であるクラスメイトとの仲が深まれば、勉強のモチベーションを保ちやすいでしょう。専門学校でできた友人は、社会人になってからも、同じ歯科衛生士として互いに相談し合える大切な存在になります。
【選び方4】学費・通いやすさで選ぶ

歯科衛生士の専門学校を選ぶ際は、学費や通学のしやすさといった現実的な条件も無視できません。ここからは、3年間無理なく通い続けるためにチェックすべきポイントを紹介します。
●学費の総額と奨学金制度の充実度
専門学校を選ぶ際、入学金や初年度の授業料に注目する方も多いかもしれません。しかし、無理なく卒業するまで通えるか判断するためには、3年間の総額費用を比較することが大切です。また、パンフレットなどに記載されている金額に加えて、教科書代・実習用品などの追加費用が別途かかるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
こうした費用に備えるために、歯科衛生士の専門学校へ入学する場合は、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を活用できます。専門学校によっては、奨学金(貸与型・給付型)や特待生制度を設けていることもあるため、ぜひ確認してみてください。
●通学のしやすさ・アクセスのしやすさ
毎日の通学に大きな負担がかかると、次第に学校へ行くのを避けるようになってしまうかもしれません。そのため最寄り駅からの距離や、自宅からの所要時間も、専門学校を選ぶときに重視すべきです。
体調不良・急な事情があったときのために、オンライン授業や補講の仕組みが整っているかも確かめておくといいでしょう。また、臨床実習が始まると、実習先へ通わなければなりません。提携している実習施設がどのエリアにあるかも、学校選びの参考にしてみてください。
自分に合う歯科衛生士専門学校の探し方
ここまで紹介した選び方のポイントのうち、自分が重視するものを整理したら、実際に自分に合う学校を探していきましょう。情報収集の方法はいくつか考えられますが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、複数の方法を組み合わせることが大切です。
●公式サイトやパンフレットで基本情報を比較する
もっとも簡単な探し方としては、気になる学校の公式サイトやパンフレットで情報を比較する方法です。記事前半で紹介した以下のポイントを比べ、それぞれの学校の特徴・強みを把握していきましょう。
*歯科衛生士の国家試験合格率
*就職率
*就職先
*カリキュラム・実習施設・設備
*学費
*アクセス
理想の進学先を見つけるためには、少なくとも2~3校を比べてみてください。
●オープンキャンパスや学校見学に参加する
公式サイトやパンフレットで得られる情報には限界があるため、候補先のオープンキャンパス・学校見学にも参加してみてください。校風や学校の雰囲気、教員と学生の距離感などを肌で感じると、入学してから後悔することを防げます。
また、オープンキャンパスに行くと、想像よりも通学に時間がかかった、駅からの道のりに坂が多くて疲れたなど、気づきが得られることもあります。
●在校生の声・口コミを確認する
パンフレットなどに載っている客観的な情報だけではなく、実際に通っている在校生のリアルな声を参考にするのもおすすめです。オープンキャンパスに行って、先輩に直接質問してみてもいいでしょう。学校生活の良い点だけでなく、大変だと感じている点など、公式情報には載りにくい本音を聞くと、より進学後の姿をイメージしやすいです。ただし、口コミはあくまでも個人の体験に基づくものであるため、何人かに確認し、総合的に判断するようにしましょう。
●卒業生の進路や活躍を調べる
その学校を卒業した先輩たちがどのような職場で活躍しているかを調べることも、学校選びの重要な参考になります。公式サイトに就職先の医院名・企業名が掲載されている場合は、それらの公式サイトもチェックしてみてください。自分もこのような職場で働いてみたいと感じれば、その学校への志望度がより高まるはずです。あわせて就職先の幅広さや、長く働き続けている卒業生が多いかも確認し、将来像のイメージを固めていきましょう。
歯科衛生士の専門学校なら「日本医歯薬専門学校」
日本医歯薬専門学校の歯科衛生士学科は、自分の生活スタイルに合わせて学べるカリキュラムが揃っているのが特徴です。「午前部」は1日2コマで授業が終わるため、好きなことを楽しみながら歯科衛生士を目指せます。「夜間部」の授業は18時からの2コマのため、昼間に働きながら歯科衛生士を目指したい方におすすめです。
さらに週2日は、オンライン授業か対面授業か選べる登校選択制を導入しており、在学中も好きなことを楽しみながら学業とプライベートを両立しやすいでしょう。
幅広い知識が習得できる「総合コース」だけではなく、歯の健康と美を極める「審美コース」を設けている点も特徴です。
学習サポートも徹底しており、どの科目をどのような勉強法で克服していくかを先生が一緒に考えてくれるため、勉強が苦手な方でも安心です。

校風を肌で感じていただけるよう、定期的にオープンキャンパスも開催しているので、ぜひ参加してみてください。
こちらのページで、体験授業や個別相談会のスケジュールを確認できます。
まとめ
歯科衛生士専門学校を選ぶ際は、国家試験の合格率や就職実績をはじめ、実習環境、サポート体制、学費、通いやすさなど、さまざまな点を比較することが大切です。また、現地に足を運んでみないと分からないことも多いため、3年間安心して学べるかを確かめるためにも、ぜひオープンキャンパスに参加してみてください。

